歌のおにいさん

脚本/永田優子
チーフプロデューサー/桑田潔
プロデューサー/川西琢、壁谷悌之
プロデューサー補/飯田さやか
演出/長江俊和、高橋伸之、梶山貴弘

http://www.tv-asahi.co.jp/utaoni/


第3話 王子失脚!?心に響くありがとう


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『みんなでうたお! パピプペポン』の公開生放送の場で王子
の穴を埋めて健太が歌ったことで無事放送を終え、高視聴率を
獲得できた。健太はその日より子供達の視線を感じるように
なる。しかもその時の番組の瞬間最大視聴率は健太が歌った
場面だった。テレビ夕日の専務はその事実に大喜び。
専務の一声で歌のお兄さん役は氷室洋一からうららへと変わっ
てしまう。再び健太と守は、姫の後で踊る日々を送ることにな
る。しかし健太は収録に於いて笑顔を作ることが出来ず、
自分の居場所は本当にここで良いのか苦悩する事になる。
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なんか同じ様な展開の繰り返しという気がするが、未だに
自分の去就について踏ん切りが付かない健太が過去を断ち切り
新たな道を歩んでいく決意を見せるまでを描いた。

何もかも中途半端な状態で飛び込んだ世界という事が今の健太
の複雑な心情を生んでいることはよく描かれている。
特にジゼルとして脚光を浴びる明音たちが目指しているのは、
かつて自分が目指していたものという事もあり、その世界に
引かれる心情はよく分かる。

中途半端な状態の彼を引き抜いた真鍋杏子からは、何を歌うの
かという事とどう歌うのかのどちらが大切なのかを突きつけた
所は面白いが、その気持ちに踏ん切りを付けさせるために、
明音の語るセリフだけで、全てを昇華仕切れるのかという所と
歌のお兄さんという仕事の中に、自分のやりたいものが含まれ
ているのかのかどうかドラマとしてのポイントだろうか。

健太自身の中に子供好きな一面というのが有れば分かり安い
のだが、仏頂面した彼の中から子供と関わる仕事というイメージ
が沸いてこないところがやや理解を難しくしているところ。
しかし不思議にも自分の態度とは逆に子供に好かれる特性が
有るというのは面白い所かも知れない。

矢野健太 ……… 大野智(嵐)
水野明音 ……… 千紗(GIRL NEXT DOOR)(歌手)
美月うらら ……… 片瀬那奈 (歌のお姉さん)
氷室洋一 ……… 戸次重幸 (歌のお兄さん)
斉藤守 ……… 丸山隆平(関ジャニ∞)(健太の同僚)
中村洋子 ……… 永池南津子 (制作スタッフ)
みちる ……… 高良光莉 (子供)
住吉一博 ……… 前田健 (制作スタッフ)
安斉遼二 ……… 吹越満
矢野さくら ……… 須藤理彩 (健太の姉)
清水さやか ……… 滝沢沙織 (制作スタッフ)
小山克己 ……… 金児憲史 (健太の実家の工場で働く)
矢野光雄 ……… 小野武彦 (健太の父)
真鍋杏子 ……… 木村佳乃 (番組プロデューサー)
ハルキ ……… SAI
ソースケ ……… KYO

専務 ……… 鶴田忍
遠山わたる ……… 清水優哉 (専務の孫)

Q-TARO、蒲田健

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