歌のおにいさん 脚本／永田優子 チーフプロデューサー／桑田潔 プロデューサー／川西琢、壁谷悌之 プロデューサー補／飯田さやか 演出／長江俊和、高橋伸之、梶山貴弘 http://www.tv-asahi.co.jp/utaoni/

第4話 奇跡のチョコ!!告白大作戦

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歌のお兄さんに対する教育を受けることになる健太と守。
"清く、優しく、逞しく"、"言葉の乱れは心の乱れ"。
しかしそんな二人の教育される姿を、三人の子タレ、みちる
とあんずとニーナが後で見ていた。生意気な態度を取る三人に
厳しく当たろうとする健太だが、芸歴12年のみちるの方が芸能
人としてのキャリアが長いと言われ、何も言い返せなくなる
健太。そんな高慢な態度は健太に対してのみだけでなく、スタ
ッフたちも困らせる。
みちるの友達が番組の見学に来たことで、友達らはみちるたち
の衣装を見て笑う中、大吾だけは心配そうにみちるを眺めてい
た。
そんなある日「みんなでうたお!　パピプペポン」は小学校で
ロケを行うようになる。そこはみちるの通う学校だった。
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バレンタインデーに引っかけて、今回はチョコレートを渡す話。
今年のトレンドを利用し、健太から明音にチョコレートを渡す
というシーンを描いている。

冒頭でのみちるの度を超えた高圧的な態度にちょっと驚かされる
展開だった。
これまでの展開を見ると番組を良くしたい意図があり健太を
頼って氷室洋一を追い出したのかと思えば、自ら番組を壊すと
いう暴挙。勿論友達に馬鹿にされたくないとか、格好良く見せ
たい気持ちはあるのだろうが、それをスタッフに当たる事への
違和感を感じる内容だ。
みちるというキャラクターに前半部で幻滅しなければ、後半部
は素直に楽しめるのかも知れない。子供だからという理由だけで
は許されない部分と、プロ意識云々を自覚しつつも、素直に遂行
出来ない彼女の幼い部分に、もう少し子供らしさを見ることが
出来れば、ドラマとしてはよく思えたのかも知れない。

後半部は完全に恋愛モード。
日本のドラマらしく、両方を上手く成就させようとする所に
芸がない。大抵は自分の恋愛のことを犠牲にしてでも、もう
一方の恋愛事情に手を貸してあげようと思うべき所。なんだ
かんだで、健太自身もプレゼントを渡せるところが、都合が良す
ぎてシナリオが薄っぺらく感じる。

矢野健太 ……… 大野智（嵐）
水野明音 ……… 千紗（GIRL NEXT DOOR）(歌手)
美月うらら ……… 片瀬那奈 (歌のお姉さん)
氷室洋一 ……… 戸次重幸 (歌のお兄さん)
斉藤守 ……… 丸山隆平（関ジャニ∞）(健太の同僚)
中村洋子 ……… 永池南津子 (制作スタッフ)
みちる ……… 高良光莉 (子供)
住吉一博 ……… 前田健 (制作スタッフ)
安斉遼二 ……… 吹越満
矢野さくら ……… 須藤理彩 (健太の姉)
清水さやか ……… 滝沢沙織 (制作スタッフ)
小山克己 ……… 金児憲史 (健太の実家の工場で働く)
矢野光雄 ……… 小野武彦 (健太の父)
真鍋杏子 ……… 木村佳乃 (番組プロデューサー)
ハルキ ……… SAI
ソースケ ……… KYO

藤崎恵 ……… 能瀬あんな
あんず ……… 荒川ちか
ニーナ ……… 宮武祭
立川大吾 ……… 岡山智樹

Q-TARO、江藤郁乃、田中美麗

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)