歌のおにいさん

脚本/永田優子
チーフプロデューサー/桑田潔
プロデューサー/川西琢、壁谷悌之
プロデューサー補/飯田さやか
演出/長江俊和、高橋伸之、梶山貴弘

http://www.tv-asahi.co.jp/utaoni/


第5話 熱愛発覚!?誤解が結ぶ親子の絆


--------------------------------------------------------
マカロンキッズのみちるの代役として健太が収録に駆り出され
る。この世に楽な商売はないと実感する彼。
楽屋に戻るとうららが鏡を見てため息をついていた。
更に健太は自宅に戻ると今度は克己がため息をついていたので
有る。理由を聞くと健太の姉・さくらが金持ちであり父親の
会社の取引先の男性・田島春彦と見合いするのだという。
さくらは見合いに着ていく為の着物を選んでいた。

克己に付き合わされて見合い現場に偵察に行く健太。すると
何故かその見合い場所ではうららも見合いしており、彼女に
強引に連れて行かれる。そして結婚を前提に付き合っている
彼氏として紹介されるのだった。

父親に呼び戻されさくらの見合いの場に同席させられる健太。
姉の見合い相手・田島はマザコンであり、更には健太の仕事が
歌のおにいさんだと知り馬鹿にされる。思わず健太は大声を
張り上げ好きでやっているのだから文句が有るのか?と告げる。
そんな健太の事を叱る姉・さくらもまた大声を張り上げ、
見合いはぐちゃぐちゃになるのだった。
--------------------------------------------------------

幸せとは何なのか、親子関係を元にそれを考えさせられる内容
だった。

難しいことはさておき、親の期待になんとか答えようとする
が、親の望む物とは違う方向に進んでしまったうらら。
親が望んでいる子供の幸せの一つを提示することでうららの
肩の荷が下りたかのように彼女らしさを取り戻していく。

いつもとは違った感じのうららの姿にちょっぴり親身になる
様な話だが、もう少しドラマが有ると良かったと思う。
健太とうららが恋人に間違えられそうになる描写とか面白かっ
たんだけどね。

さくらもまた親の期待の為に自分を犠牲にしようとしている
一人だ。それを気づかせるのはいつも喧嘩している健太だった
りする訳だが、この見合いに対してもっと条件の悪さを突き
詰めた方が良かったのかも。

健太の幸せとは、何なのか。
このドラマの中で少しずつ居場所を求めてさまよい歩いた
挙げ句見つけた歌のおにいさんの座。それを最後に発表させる
というのも良かったけれど、ドラマとしてはやや喜怒哀楽の
薄い内容にはなっているかなという印象だった。

矢野健太 ……… 大野智(嵐)
水野明音 ……… 千紗(GIRL NEXT DOOR)(歌手)
美月うらら ……… 片瀬那奈 (歌のお姉さん)
氷室洋一 ……… 戸次重幸 (歌のお兄さん)
斉藤守 ……… 丸山隆平(関ジャニ∞)(健太の同僚)
中村洋子 ……… 永池南津子 (制作スタッフ)
みちる ……… 高良光莉 (子供)
住吉一博 ……… 前田健 (制作スタッフ)
安斉遼二 ……… 吹越満 (音楽プロデューサー)
矢野さくら ……… 須藤理彩 (健太の姉)
清水さやか ……… 滝沢沙織 (制作スタッフ)
小山克己 ……… 金児憲史 (健太の実家の工場で働く)
矢野光雄 ……… 小野武彦 (健太の父)
真鍋杏子 ……… 木村佳乃 (番組プロデューサー)
ハルキ ……… SAI (ジゼル)
ソースケ ……… KYO (ジゼル)

藤崎恵 ……… 能瀬あんな (安斉の秘書)
あんず ……… 荒川ちか (マカロンキッズ)
ニーナ ……… 宮武祭 (マカロンキッズ)
田島春彦 ……… 飯田基祐 (見合い相手)

福井裕子、吉田慎之介、松下幸司、黒柳徹子、Q-TARO

松下幸司さんのblog
http://ameblo.jp/gofreego/

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system