歌のおにいさん

脚本/永田優子
チーフプロデューサー/桑田潔
プロデューサー/川西琢、壁谷悌之
プロデューサー補/飯田さやか
演出/長江俊和、高橋伸之、梶山貴弘

http://www.tv-asahi.co.jp/utaoni/


第7話 最終章!!再び全てを失う瞬間


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健太たちの着る熊の着ぐるみが包帯だらけ。修復作業が遅れて
急場凌ぎに見繕った洋子のアイディアだが、住吉一博に激怒
される。やっぱりコネ入社であると口々に言われる中、杏子が
遅れて現場にやってくる。
杏子が佐倉井大と会話しているのをうららが聞く耳を立て、
杏子はスタッフの中で危険分子を追い出そうとしている事が
現場に伝わる。杏子が来た瞬間、スタッフの多くは彼女を接待
しだす。下らないことに時間を費やすスタッフを見かねた杏子
は自ら着ぐるみを着て歌ってみるが、その歌声の酷いこと。
健太はすぐに彼女を追い出す。
一方明音はプロデューサー安斉遼二のやり方に納得できず、
音信不通になる。ハルキやソースケも安斉のやり方は自分たち
が求めているジゼルの姿ではないと疑問を抱いていく。
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いよいよ"みな歌"の番組終了が明らかになる。
ワンマンにこなす杏子に皆ついて行けないと決別していく。

何をやりたいのだか微妙によく分からない。
そもそも健太がこの居場所に流れ着いたのが、"仕方なく"
来たことも有って、彼がこの居場所の存在や番組自体の価値を
語ること自体に説得力がないのだ。

真鍋杏子が番組存続のために苦悩していた事実も描かれている
為に、これ以上彼女に何を変われと主張しているのかもよく
分からず、結局どういう形の結論を持ってくることでそれぞれに
納得できる展開なのかが全く分からない。

明音のエピソードもかなり中途半端なままドラマが佳境へと
突入している。
健太が介入する理由は一体何なのだろうか。
まだ明音に対して気持ちが残っているからなのか?ジゼルでやり
残したことが有るからなのか?
確かにデビューする当時に安斉の指示でヴォーカルの変更を
余儀なくされて健太が降ろされたが、その行為自体が本当に
殴るほど悪いことなのか。売れることと金の関係は密接なもの
が有るので何とも言えないけど、ジゼルとしてどういうアーテ
ィスト像を持っていたのか全く提示されていない中で、突然
明音が飛び出しても、単なる我が儘にしか見えない所がなんとも
不自然な展開を生んでいる。

矢野健太 ……… 大野智(嵐)
水野明音 ……… 千紗(GIRL NEXT DOOR)(歌手)
美月うらら ……… 片瀬那奈 (歌のお姉さん)
氷室洋一 ……… 戸次重幸 (歌のお兄さん)
斉藤守 ……… 丸山隆平(関ジャニ∞)(健太の同僚)
中村洋子 ……… 永池南津子 (制作スタッフ)
みちる ……… 高良光莉 (子供)
住吉一博 ……… 前田健 (制作スタッフ)
安斉遼二 ……… 吹越満 (音楽プロデューサー)
矢野さくら ……… 須藤理彩 (健太の姉)
清水さやか ……… 滝沢沙織 (制作スタッフ)
小山克己 ……… 金児憲史 (健太の実家の工場で働く)
矢野光雄 ……… 小野武彦 (健太の父)
真鍋杏子 ……… 木村佳乃 (番組プロデューサー)
ハルキ ……… SAI (ジゼル)
ソースケ ……… KYO (ジゼル)

藤崎恵 ……… 能瀬あんな (安斉の秘書)
あんず ……… 荒川ちか (マカロンキッズ)
ニーナ ……… 宮武祭 (マカロンキッズ)
櫻井翔 ……… 櫻井翔 (嵐)

加藤清史郎、尾崎千瑛、田畑祐一(アナ)、上宮菜々子(アナ)
Q-TARO

評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆ (3.0)

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