歌のおにいさん

脚本/永田優子
チーフプロデューサー/桑田潔
プロデューサー/川西琢、壁谷悌之
プロデューサー補/飯田さやか
演出/長江俊和、高橋伸之、梶山貴弘

http://www.tv-asahi.co.jp/utaoni/


第8話 希望の歌声!!涙のラストライブ


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健太は"みな歌"が終了することに向けて就職活動をする。
帰宅すると父親が倒れたことを知り急いで病院に行く。
取りあえず検査のために入院すると言うが・・・
パチンコ屋で一仕事をこなした後帰宅すると、同じく次の道に
向けて活動を開始している守やうららとバッタリ出会う。
みんな同様に崖っぷちの人生。
そんな中明音が健太の家を訪れる。安斉の所を辞めるという
彼女は一からやり直したいという。四人でまた一緒にやろうと
健太を誘うが、健太はお前の夢はこんなものなのか?やりたい
事が出来ないならばすぐに逃げ出すことのものなのかと告げる。
夢を大切にすることの意味を説く健太。明音は別れ際に戻って
きてくれるのならば先日渡した音楽に歌詞を付けて欲しいと
頼むのだった。
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ドラマとしての主張が分かるような分からないような、最後は
ちょっと説教じみた主張に何処か違和感を感じたまま終わって
しまった。

最終回に於いてやり残したことがあるとして再度やり直しが
利く環境とか、スポンサーが付くだけで番組がそんなに簡単に
即興で出来たりするものなのか、健太がやろうと決めた時点で
はまだライブの件はどうなるか分からなかった訳で、その辺の
処理をあやふやなままラストへと突入した事でやや不可解な
展開では有った。

健太自身が気づいたことをそのまま言葉に出すのは良いとして
も、子供番組に於いて突然大人じみた主張はちょっと場違いな
感じもするし、言葉のトーンも子供向けとは似つかないものだ
ったので、どうも主張が心に響いてこない。

最後の方の展開は健太のやる気とか関係無しに状況が刻一刻
と変わるだけ有って、彼の発奮の度合いがそのまま成功に
繋がるものではないことが爽快感に繋がっていかないのかな。

歌のお兄さんという素材の面白さは十二分に感じたけど、ちょっと
脚本的にはもう一ひねり欲しかった。

矢野健太 ……… 大野智(嵐)
水野明音 ……… 千紗(GIRL NEXT DOOR)(歌手)
美月うらら ……… 片瀬那奈 (歌のお姉さん)
氷室洋一 ……… 戸次重幸 (歌のお兄さん)
斉藤守 ……… 丸山隆平(関ジャニ∞)(健太の同僚)
中村洋子 ……… 永池南津子 (制作スタッフ)
みちる ……… 高良光莉 (子供)
住吉一博 ……… 前田健 (制作スタッフ)
安斉遼二 ……… 吹越満 (音楽プロデューサー)
矢野さくら ……… 須藤理彩 (健太の姉)
清水さやか ……… 滝沢沙織 (制作スタッフ)
小山克己 ……… 金児憲史 (健太の実家の工場で働く)
矢野光雄 ……… 小野武彦 (健太の父)
真鍋杏子 ……… 木村佳乃 (番組プロデューサー)
ハルキ ……… SAI (ジゼル)
ソースケ ……… KYO (ジゼル)

藤崎恵 ……… 能瀬あんな (安斉の秘書)
あんず ……… 荒川ちか (マカロンキッズ)
ニーナ ……… 宮武祭 (マカロンキッズ)
櫻井翔 ……… 櫻井翔 (嵐)

黒柳徹子、加藤清史郎、掛田誠、桜田聖子、Q-TARO

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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