夜光の階段

脚本/竹山洋
演出/藤田明二、今井和久、高橋伸之
プロデューサー/藤本一彦、布施等

http://www.tv-asahi.co.jp/yako/


第8話 最終章失踪!!

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道夫は幸子殺しの罪を岡野正一に擦り付けた。
被害者側弁護士である桑山主導で、雑誌"女性回廊"では道夫が
殺人者として掲載されようとしていた。事実関係をフジ子は
調べることに。

一方道夫は村瀬みな子に呼び出され訪れると、中山グループ
会長の中山早苗を紹介される。女性を餌ににしてのし上がって
きたという道夫のことに興味を持ったという。自分も男性を
餌にのし上がってきた彼女は、そんな道夫に中山グループの
次期会長として任せられるかどうかを見極めようとしていた。
しかし彼女はキスを求め、それが合格であるかのようなサイン
を示す。また道夫に幸運が舞い降りたことになる。

早苗の会社が所持しているホテルでは結婚式が挙げられていた。
道夫は早苗をフジ子に面会させ、自分の婚約者だとして紹介
する。すると早苗はここで式を挙げれば良いと告げる。
道夫もそれに同調するかのように、フジ子にすぐに式を挙げよ
うと語った。
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いよいよ幸子殺しの件で公判が始まる。
道夫は完璧に岡野正一に罪をなすりつけたと思っているが、
何処かに落ち度はないのか。

相変わらず桑山の仕掛けている小狡い作戦の数々。
それをフジ子が完璧に見極めている点と、後半になって証人と
して召還される時に相手の意図が分からず、不安に陥る時の
対照的な姿が印象的だった。

ドラマではフジ子が当初と違ってメイキャップが変わり綺麗に
しているところは、やはり道夫という相手が見つかった為の
ものなのか。

今回の不確定要素として、道夫の母親が登場する。
この人が桑山に利用されるのではないかとか、不味いことを
言って道夫に不利な状況に追い込んでしまうのではないかと
いう思いに冷や冷やさせられる。実際桑山が彼女の病室にいた
ときには結構驚かされた。

中山早苗の登場の仕方はちょっと唐突かな。
しかも紹介するのが村瀬みな子だし、ここに来てみな子が随分
と幅を利かせる役で登場してきた感じ。

フジ子が証言台に立たされるとき、意外にも彼女の口から必要
以上に全ての事実が語られることに違和感を覚えたが、佐賀県
に居た事実が分かっても大丈夫だとの公算があったのか。

果たしてこれ以上公判の中で道夫に不利な証拠が出てくるのだ
ろうか。

佐山道夫 …… 藤木直人 (ヘアメイクアップ)
枝村幸子 …… 木村佳乃 (雑誌"女性回廊"記者)
福地フジ子 …… 夏川結衣 (雑誌"FLAG"記者)
村瀬進太郎 …… 渡辺いっけい (美容室経営)
村瀬みな子 …… 荻野目慶子 (進太郎の妻)
竹崎弓子 …… 南野陽子 (料亭"すずめ"の女将)
桜田健 …… 高知東生 (事務官)
岡野正一 …… 石井正則 (広告デザイナー)
岡野和子 …… 三浦理恵子 (正一の妻)
桑山亜希 …… 田丸麻紀 (信爾の娘)
丸岡房江 …… 余貴美子 (検事)
波多野雅子 …… 室井滋 (証券会社社長の妻)
桑山信爾 …… 小林稔侍 (検事)

村岡トモ子 …… 原幹恵 (道夫の元彼女・天拝山で殺害される)
藤浪竜子 …… 赤座美代子 (女優。枝村幸子の知人)
柳田利男 …… 増田修一朗 (村瀬の店)
マスター …… 深水三章
長谷川純 …… 海老澤健次
早瀬理恵 …… 野口逢里
西岡鋭二 …… 鈴木雄貴
ナレーション …… 津嘉山正種

中山早苗 …… 池内淳子 (中山グループ会長)
佐山槙子 …… 柏木由紀子 (道夫の母親)
青山編集長 …… 草見潤平
久保澄子 …… 滝沢涼子
畑山裁判長 …… 牧村泉三郎

築山万有美、村山めぐみ、竹内凜、中田寛美、芹沢礼多
奏野柚子、染谷夏子、多田ここと

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