熱いぞ!猫ヶ谷!! 原作：克・亜樹 監督：大垣一穂（第9話、第10話）、仁同正明（第1話?第8話） 撮影：早坂伸 脚本：千寿みのり、笹原ひとみ、丹保あずさ、上野耕一郎 http://www.nagoyatv.com/nekogaya/

第5話 脱ぎなさい!ヤンキー少女
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猫女の校門の前に、マニア風の男性がカメラ片手にビキニの
女子生徒を撮影していた。委員会の理沙はそんな男性に撮影は
禁止されているとするが、全く言うことを聞かない男に手を
こまねいていた。たまたまやってきたコギャル系の語り口の
ヤンキー転校生・加藤エレナがやってきて、その男性の事を
一括し追い出す。エレナは理沙を見てDJV(大丈夫)か?と語る。
その姿を見て理沙は格好良いと呟く。

クラスに来たエレナの姿を見て、栄子はああいうのは苦手だと
いう。美子は一番嫌いな人種だとして彼女の事を目の敵にする。

理沙はエレナの元に行くと今朝の件でお礼を告げる。
MDN(問題ナッシング)だと告げるが、その時育美たちがやって
きて、エレナに水着に着替えるよう告げる。するとエレナは
ウザイと告げ話を聞こうともしない。理沙はエレナの格好良さ
に惚れたとし、是非舎弟にして欲しいと本人に頼む。育美は
理沙がエレナに感化されて再び制服を着てしまった事に失望し、
再び水着に戻るよう説得するが、エレナに奪われた気持ちは
止められないと告げる。

理沙はエレナに付きまとう。そして昼食の時も、エレナと共に
食事をする妄想をしてはニヤニヤする。エレナは今日は授業を
バックれると告げると、その時生徒の一人の携帯が無くなった
と言い始める。美子はエレナが今日の体育の授業に出ずに教室
に居たことを指摘し、どうして教室にいたのかと問いつめる。
エレナは盗んでいないとするが・・・
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転校生のエレナは気の強い生徒で、悪ぶっていて近付きがたい
ものが有った。しかし理沙はそんな彼女に助けられた事をきっ
かけとして憧れを抱き、彼女に肩入れしていく。果たしてそんな
彼女から信頼を得て、水着にすることが出来るのか。

水着になるのを拒んでいる人を水着にさせるという事で、なんと
なくそれだけで妙な色っぽさがある。制服から水着へという
贅沢な設定にそれだけでも見応えがあるが、なんと言っても
ツッパりを見せている人を水着にさせることで、設定としては
もっとも萌えるものが有る。

ツッパリ故に嫌われているものたちから汚名を着せられてしまう
不条理さ。そんな彼女に対して身を犠牲にしてエレナの汚名を
晴らそうとする理沙の姿と、既に疑われる事には慣れっこだと
するエレナを上手く抽出して、エレナ自信の信頼を寄せていく
ものだった。

少しずつ委員会の生徒が多くなったことで、委員会の活動を
実質的に行うのが育美と栞莉と理沙に絞られており、今回は
育美頼みの展開ではなく、理沙に役割を持たせて処理すること
で上手く委員会の活動状況を描いた。

最後にはみんながエレナの口癖を真似ている所が微笑ましい
所だけど、冒頭ではあんまりエレナのセリフの中に"〜系"とは
含まれていなかったのに終了間際には連発している所が不自然
だった。


押野育美 - 小池唯 (猫女の委員長、使命感に燃える)
田川栞莉 - 高木古都 (1話の転校生、元陸上部)
遠藤理沙 - 大谷澪 (2話の転校生、とても消極的性格)
奥井華奈 - 佐武宇綺
中宿アリス - あいか
瀬崎晶 - 新川優愛 (4話の転校生、ひきこもり。両親が中国)
戸田薫子 - 清水富美加
押狩翔 - 川嶋麗惟
根本明日香 - 日向泉 (3話の転校生、胸の大きさにコンプレックス)
加藤エレナ - 立花陽香 (5話の転校生、ツッパリ)

悪女三人衆
o 栄子 - 気谷ゆみか (子持ち、三人のリーダー的存在)
o 美子 - 伊藤れいこ (ストレートな髪の毛の子)
o 詩子 - 相川晴南 (ぶりっこな子)

伊東直人 - 吉川正洋 (鉄道マニアな先生)
白田亜由美 - 川村ゆきえ (保健室の先生)

井尻菜々子

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