熱いぞ!猫ヶ谷!! 原作：克・亜樹 監督：大垣一穂（第9話、第10話）、仁同正明（第1話?第8話） 撮影：早坂伸 脚本：千寿みのり、笹原ひとみ、丹保あずさ、上野耕一郎 http://www.nagoyatv.com/nekogaya/

第7話 脱ぎなさい!大和撫子
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悪女三人衆は教室で麺つゆと麦茶をごっちゃにしたロシアン
麦茶を楽しむ中、一人教室の中で異質さを感じる女性・戸田薫子
の姿があった。浴衣姿で苔玉に話しかける姿。栄子はそんな
彼女に話しかけると、この暑さで枯れてしまうかと思い心配で
家から持ってきたという。栄子の言葉遣いを聞いて薫子は、
そんな日本語はないと指摘する。

そんな中、NEKO女委員会の育美達は水着になるよう薫子に説得。
すると日本の奥ゆかしい女性としてそんな肌の露出は出来ない
事を告げる。育美は苔玉について尋ねると、この苔玉には
日本女性が目指す美しさが有り、自分の宝物である事を告げる。
また不思議ちゃんが来たという栞莉の言葉に薫子は落ち込む。
日本女性として普通の事をしているだけなのに、何処に行って
変人扱いされるというのである。

一人で線香花火をする薫子に栄子は一人話しかける。
栄子の旦那は自分の事を守ってくれる苔玉のような男で、薫子
の事を少し理解しているかのようだった。

そんな時、薫子は熱中症で倒れて保健室に運ばれる。
亜由美先生は寝ている間にそっと脱がせようとするが、気がつ
かれてしまう。
薫子は教室に戻ると部屋の室温を19度に設定する。すると
クラスメイトはみんなが寒さを感じて非難する。ここはシベリア
か!?猫ヶ谷の冷房は30度と決まっているのだという。

薫子は一人落ち込み屋上に行く。
育美達はそんな彼女が落ち込んでいるのを知って慰める。
薫子は自分のすることでいつも人を怒らせたり苛つかせてしまう
とし、自分でもこんな人物が傍にいればうっとうしいことは
分かっており、自分も気楽に友達と会話したり水着を着たい思い
は有るが、幼いときからそう教えられて育ったために容易には
出来ないことを告げる。
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今度の転校生は、古風で恥じらいを持つ大和撫子・戸田薫子。
人前で肌を露出することにためらう彼女に、猫女としての
規則を守らせる事が出来るのか。

基本的には育美の頑張りによって自分たちの仲間になりたいと
思わせるのがこのドラマの形式。

周りの生徒達の事も考えれば、厳格に取り締まらねばならない
訳だけど、無理強いする事も出来ない状況の中でどれだけ
相手に気持ちを伝えることが出来るのか。

理沙の嫉妬心を利用して、栄子からが育美を委員長から引きずり
落とそうとするも、今回の栄子は戸田薫子に対してはちょっと
同情的な立場だったような感じ。

浴衣を脱がす辺りの色っぽさがなんとも言えない感じで、
強引に帯を解こうとする理沙が、ちょっとした悪代官みたいで
笑える。


押野育美 - 小池唯 (猫女の委員長、使命感に燃える)
田川栞莉 - 高木古都 (1話の転校生、元陸上部)
遠藤理沙 - 大谷澪 (2話の転校生、とても消極的性格)
奥井華奈 - 佐武宇綺
中宿アリス - あいか (6話の転校生、ロリータファッション)
瀬崎晶 - 新川優愛 (4話の転校生、ひきこもり。両親が中国)
戸田薫子 - 清水富美加 (7話の転校生、大和撫子)
押狩翔 - 川嶋麗惟
根本明日香 - 日向泉 (3話の転校生、胸の大きさにコンプレックス)
加藤エレナ - 立花陽香 (5話の転校生、ツッパリ)

悪女三人衆
o 栄子 - 気谷ゆみか (子持ち、三人のリーダー的存在)
o 美子 - 伊藤れいこ (ストレートな髪の毛の子)
o 詩子 - 相川晴南 (ぶりっこな子)

伊東直人 - 吉川正洋 (鉄道マニアな先生)
白田亜由美 - 川村ゆきえ (保健室の先生)

井尻菜々子

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)