ブラッディ・マンデイ2
(TBS/2010年1月期・土20)

脚本/渡辺雄介
監督/平野俊一、麻生学、渡瀬暁彦
プロデューサー/神戸 明

http://www.tbs.co.jp/bloody-monday/


第2話 東京壊滅テロへ!!迫るテロの悲劇と東京最期の日!?

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藤丸がアジトにしていた場所にマヤがやってくる。
藤丸は何故俺の周りを狙うのかと尋ねるが、マヤには身に覚え
が無いとして私は音弥に用事があるという。ちゃんとお使いは
してくれたのか?と。
一方音弥と一緒にタクシーに乗っていた遥は、あおいが浚われ
たのは自分の責任だと悔やむ。音弥は悪いのは全てテロリスト
だとして慰める。

一連の国家テロに関して、世間には公表しない事がサードアイ
にも伝えられる。
"魔弾の射手"に関して、未だ組織の実態は掴めていなかった。
南海から現状が報告され、澤北はHONETと呼ばれるハッカーの
存在を口にする。藤丸と同等かそれ以上のハッカーだという。
爆弾が設置されていた飛行機に搭乗していたテロリストの
江本加奈の周辺を捜索しろと萩原は命令する。
第二のテロの予告である"日本再起動計画"とは一体何なのか。
二年前の事件の主犯である教団との関連性からも調べる事を
告げるが、二つは別組織だとの見解が強かった。何よりも教祖
の息子であるJ・神崎潤が登場する飛行機を爆発させた事は
有り得ないと霧島は告げる。
しかしJは第二のテロについて何らかの情報を持っていること
は明らか。しかし彼は放射性物質を浴びていた。彼の証言が
鍵を握ると告げる霧島に対して、萩原はどんな手を使っても
良いので情報を引き出せと命令する。

そんな中、帝都ガスの中央コントロールセンターに俄に不穏な
動きが見られ始める。

"魔弾の射手"と名乗る者から九条首相のもとに電話がなる。
犯人はJの釈放を要求してくる。釈放しないと更なる被害者が
出ること。ゲームは既に始まっている事を告げる。

加納たちは色々と捜査のために動き回ろうとするが、現在は
行動方針が決まるまでは一切動くなと萩原。

響は藤丸の元に行く。気絶していた藤丸を介抱する。
藤丸はすぐに音弥に電話するが繋がらない。そこで藤丸は
携帯電話のGPS機能で場所を特定すると、加納に電話し音弥を
助けて欲しいと告げる。その際、加納一人で動いてくれないか
と告げる。音弥の携帯の信号が止まったのはジョイサイトと
呼ばれるショッピングセンターだった。加納は槙村を引き連れて
現場へと足を運ぶ。

霧島はJの元に行くが、Jは全てを知りたいならば藤丸を呼べと
要求する。

そんな中、都内で神経ガスにより死傷者が出始めた事が報告
される。
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ドラマとしての当面の興味は、マヤやJは"魔弾の射手"との繋が
りがどの程度有るのかという点だ。
今のところ関係性は無いようにも思えるが、K・安斎真子が
常にオセロしていたりする映像が挿入することで、何処かで
関連性が有るのではないかと疑ってしまう。

マヤと音弥、そして九条彰彦の関係性も気になるところだ。
そしてマヤは加納にも精通していることが描かれた。
マヤはシーズン1後、指名手配されている人物ではないのかと
いう気もするがその辺は上手く証拠も残さず逃げ切っていると
いう役どころなのかな。

さて今回は、音弥と遥が誘拐される。
藤丸を使うために上手くショッピングセンター内での顛末に
なった感じで、監視カメラやセキュリティーを遠隔地から操作
するという役目を与えた。

音弥が遥を人質にして音弥に"皇帝の牙"を求める際に、
犯人に手渡そうとした時点で、何らかの周波で相手を撃退する
様なシーンが有ったけれど、あれは何のトリックだったのだろ
うか?

犯人が求めているのは"皇帝の牙"。
これをマヤも同時に求めている辺りが気になる点だ。
所詮マイクロカードのデータみたいだから簡単にコピー出来そう
なもの。
結果的に"魔弾の射手"とマヤがこれを取り合い争うシーンが
今回の一番の山場だったかも知れない。

しかしこのドラマのつまらないところは、犯人の事を一切出し
抜けそうな展開にはなく、サードアイ・情報分析官はプロらしい
仕事を一切していない点だ。
海外ドラマ「24」の情報分析官などに比べて、このドラマでは
単に仕事が早い程度のサポート役で、普通の警察官とあんまり
違うモノが無いところはかなり物足りない。

高木藤丸 …… 三浦春馬 (コンビニバイト)
九条音弥 …… 佐藤健 (東都大学理工学部原子エネルギー工学科)
折原マヤ …… 吉瀬美智子 (撃たれたと思ったら生きてた)
加納生馬 …… 松重豊 (警察庁公安部公安特殊三課の現場捜査官)
南海かおる …… 芦名星 (警察庁公安部公安特殊三課の現場捜査官)
高木遥 …… 川島海荷 (藤丸の妹。)
朝田あおい …… 藤井美菜 (殺害される。別のドラマの影響か?)
九条彰彦 …… 竜雷太 (民自党)
水沢響 …… 黒川智花 (コンビニバイトNO2)

J・神崎潤 …… 成宮寛貴 (元テロリスト、今もテロリストかも)
K・安斎真子 …… 徳永えり (やっぱり生きていた)
ビースト …… 肥野竜也 (あおいを誘拐)
レディーバード …… 八代みなせ (拳銃をぶっぱなす)
モスキート …… ペ・ジョンミョン

苑麻孝雄 …… 中原丈雄 (警察庁警備局長サードアイの最高責任者)
萩原太朗 …… 高嶋政宏 (サードアイ)
霧島悟郎 …… 吉沢悠 (サードアイ)
澤北美姫 …… 阿南敦子 (サードアイ・情報分析官)
琢磨洋子 …… 秋田真琴 (サードアイ・情報分析官)
海堂秀光 …… 又平デビット幸太郎 (サードアイ)
槙村慎二 …… 水上剣星 (飛行機内で奔走サードアイ・情報分析官)

八木佑介 …… 竹内寿 (遥の彼、サッカー部)
疋田光利 …… 矢柴俊博 (国立総合医科大付属救急救命センター)
竹内由希 …… 滝沢涼子 (内閣情報調査室調査官)
倉野理沙 …… 満島ひかり (特殊医療拘置所)
赤石一彦 …… 堀部圭亮 (特殊医療拘置所)
島村太 …… 藤木孝 (法務大臣)
種田登 …… 宮内敦士 (操縦士)
中村信行 …… 趙[王民]和 (千葉県警・スカイマーシャル)
和田有香 …… 橋本亜紀 (フライトアテンダント)
江本加奈 …… 阿部真美 (フライトアテンダント)

鈴井卓也 …… [木夘]澤貴彦 (いじめっ子)
大村翔 …… 西原信裕 (いじめっ子)
中西俊人 …… 鎌田篤 (いじめっ子)

坂信太昌之、出口高司、玉置孝匡、大村波彦、佐藤仁、月ゴロー
向野章太郎、月笠圭、阿久津克子、本多裕香、板部宏行
松崎翔、ならゆりあ、金田悠希

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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