クローン ベイビー

脚本 - 中山智博(1)(2)、野高みゆき、池田奈津子、大林利江子
音楽 - 仲西匡
音楽プロデュース - 志田博英
チーフプロデューサー - 伊與田英徳、杉山剛
プロデューサー - 川嶋龍太郎、佐藤敦司
演出 - 川嶋龍太郎、岡本伸吾、湯浅典子

http://www.tbs.co.jp/clone-baby/


第3話 三角関係〜君は俺が守る!揺らぐキズナ
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マリカに対して菊池ヒロは、赤い糸で結ばれているのは正宗
ではなく俺だと言う。そして正宗は既に死んだ事を告げ、
マリカを助けたのは正宗ではなく俺だと告げると、
マリカは適当なことは言わないでとして、手をふりほどく。
そしてしばらく一人で居たいとしてその場から立ち去る。
ヒロは正宗に対して、彼女もお前の死体を見たのだと告げ、
一度は死んでいるのでさっさと消えろと告げる。
正宗は自ら確かめたくなり、死体はマリカが捕まっていた場所
に有るのか?と尋ね、お前がマリカを騙すために仕掛けたの
だろうと告げる。
死体を確認出来ればいなくなるだけの覚悟は出来ているだろう
なと告げるが、正宗は間違いなく俺はここに居るとして胸を
叩く。

一方葉月荘一郎はその頃、娘が包帯に巻かれて苦しむ姿を見て
全てはパパに任せておきなさいと告げる。

椿栄太の遺体が発見されるが、これまでとは違い臓器が取り出
されていなかった事が発覚。警察は一体どういう事なのか?
と疑問に思う。

正宗はマリカが捕らわれていた場所へ足を運ぶ。
確かに部屋の中には、携帯電話で見た光景が有った。
壁にはこれまで殺害された人たちの写真が貼られており、自分
の写真もその中に有ったことを驚く。更に横たわる人の遺体
らしきものを見かけ確認しようとするが、そこに人が来た為
に正宗は身を隠すのだった。

岡部城太郎は喫茶店で樋口璃子に接触する。
一連の殺人事件のホームページ"七夕殺人まつり"を見ていた彼女
に、自分がサイトを立ち上げた事を告げ、今度の被害者は臓器が
取られていなかった事を告げると、彼女は岡部を変態扱いし、
何処かに消えなさいと告げる。それを聞いた岡部は失望し、俺を
怒らせてただで済むと思うか?という。
インターネットの履歴から色んな情報を掴み、彼女のパソコン
に進入する。罰として情報公開をしてやると告げる。

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正宗は自分が自分ではない様な言い方をされた事が気になり
調べていくウチに、自分に襲いかかるものたちの存在が有る
事を知る。果たして何のために襲いかかってくるのか。

相変わらずよく分からないストーリーで、正直誰が誰なのか
時々分からなくなる所が辛い部分。
まぁそういうのを意図している部分も有るのだろうけど、
多少台詞の中に名前を盛り込むとか、テロップを入れるなり
して補足して欲しい所である。

さて事件は5人目の殺人が発覚したけれど、何故椿栄太の遺体
からは何の臓器も取り出されなかったのか。

包帯の正体が葉月荘一郎の娘である事で、取り出した臓器は
その娘に移植されるであろう事が伺えるが、包帯の下の女性
もクローンの一人という事なのだろうか?

ドラマとして辛いのは、倒せる機会が多分にあるのに倒そう
としない所だとか、刑事たちも一見事件を追いつつも、銭形と
ルパンの争いのように逮捕する気がないんじゃないかという
脇の甘い捜査が行われていたり、都合よく何処にでも現れ、
何でも知ってるぞオーラを発している菊池ヒロの存在だった
り、なんとなく気に触れるような展開が多いこと。

徐々にクローンの数が減って意図することが分かってくれば
面白くなっていくだろうか?


青柳正宗 - 市川知宏 (19歳、イジメられ、予備校生)
菊池ヒロ - 松坂桃李 (19歳、正宗と乗り変わる?)
葛飾マリカ - 滝裕可里 (19歳、正宗の女友達、省吾の妹)
樋口璃子 - 菊池亜希子 (29歳、生物教師)
青柳加奈子 - 未来穂香 (17歳、妹)

岡部城太郎 - 山ア賢人 (19歳、天才ハッカー、引きこもり)
三雲豪太 - 菊田大輔 (19歳、謎の青年)
小津悟志 - 稲葉友 (19歳、イジメっ子、元高校野球児)
椿栄太 - 桜田通 (19歳、イジメっ子、主犯格)

若林春喜 - 駿河太郎 (32歳、新宿副都心署刑事・先輩)
葛飾省吾 - 牧田哲也 (26歳、新宿副都心署刑事、マリカの兄)
葉月荘一郎 - 志賀廣太郎 (56歳、クローン開発の第一人者)
青柳数馬 - 松重豊 (52歳、父、製薬会社に勤務)

石川雄也、江村匠、伊藤祐輝、ちゅうり、赤萩歩(アナ)


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