土俵ガール!
(2010年7月期・TBS火曜日24:55分枠)

企画:吉田敬、志村彰、竹園元
脚本:鎌田智恵(1)、守口悠介
音楽:中島靖雄
相撲監修:貴乃花光司
プロデューサー:黒岩利之、高橋史典、関川友理
演出:森雅弘、水村秀雄、深迫康之


第1話 希×コブクロ奇跡コラボ
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10年前八幡宮ちびっこ相撲大会で、優勝する若林光の姿を見て
柳本詠介は憧れを持つようになる。

2010年夏、KOHはモデルとして活動していた。
私のイメージに合わないとしてサンバイザーを付けることを
拒否する。スーパーチラシモデルなのに・・・後輩のモデルの
沙織にモデルとしての心得を色々と叩き込む彼女。

注連縄高校では、柳本詠介が卓球部の部員・太田平次郎と相撲
をする。その勝負を見ているのは卓球部顧問の田中島悟と教頭
先生。相撲部の柳本ではあるが、相撲部に負けない体格を持つ
太田があっさりと勝負を制する。田中島は、卓球部員にならば
負けないと言っただろうと問い詰め、相撲部は廃部にしても良い
のではないかと教頭に進言する。コーチは入院しており、もう
一人の部員は幽霊部員。マネージャーの辻巻花子はやる気無し。
柳本はもう一度チャンスが欲しいとして、県大会で優勝でき
なければ廃部することもやむなしと告げる。県大会までの三ヶ月
の間、柳本は強化して優勝を目指すことになる。

仕事を終えたKOHは街中を歩いていると、バッグをひったくる
男性に遭遇する。KOHはすぐに男性を追い掛けると、捕まえた
途端投げ飛ばす。昔、相撲で鍛えた腕が無意識に出た瞬間だ
った。

部室に戻った柳本と花子。花子は来年は受験だし、コーチも
居ないは廃部でも良いのではないか?と告げる。
柳本は町にある若林相撲クラブに行き、道場のオーナーの若林
強に事情を話してコーチしてくれる人を探していると告げる。
柳本は10年前に見た若林光の事を尋ねる。是非彼にコーチを
頼みたいという柳本。しかし5年前に家出したきりロクに連絡も
いれない事を聞かされる。死んだ妻に似て頑固者だという。
柳本は教えて貰った電話番号に電話するが、電話口には女性が
出た為に間違えたとして電話を切ってしまうのだった。

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部員が独りしか居ない相撲部。
いつも隣で練習している卓球部から廃部を求められて、部員の
一人・柳本詠介は県大会で優勝できなければその提案を受ける
と交換条件を出す。
柳本は10年前に見た相撲大会で優勝した若林光に指導を求める
が、彼女は現在モデルとして活躍している女性だった。

殆ど佐々木希さん目当てで見た感じだけど、現在タイムリーな
相撲ネタって事で、注目度は高いのかな。

現在モデルをするほどスレンダーで美人な女性も、10年前には
相撲的体格を誇っていたとする設定だ。

そんな過去に決別したい思いと、過去には相撲に熱を上げていた
事実が主人公の心を複雑な心境へと押しやっている。

清純派のモデルが、過去にガングロだったとする事で、スクープ
として取り上げられてしまう事実が提示されることで、KOHの
過去が発覚してしまう事への不安感が有る。特に後輩の沙織と
の関係は、この事実が知られると同時に一気に形成は逆転する
という事で、今後とも悩ましい展開になるのかも知れない。

相撲部の柳本詠介はとても相撲部の体型ではない事で、大男を
なぎ倒していく姿は、コメディチックにならないかと不安な
一面もあるし、佐々木希さんがそもそもコーチをしていく事への
違和感は感じるモノだろうが、目にはとても優しいドラマで
有る。
赤井沙希さんもかわゆいですね。


若林光 …… 佐々木希 (芸名KOH)
柳本詠介 …… 中村倫也 (相撲部・部員)
辻巻花子 …… 赤井沙希 (相撲部・マネージャー)
広崎祥一 …… 古原靖久
サトヤン …… 安藤龍
太田平次郎 …… 西洋亮 (卓球部)
池辺成雄 …… 秋元龍太朗 
田中島悟 …… 忍成修吾 (卓球部・顧問)
若林強 …… 宇梶剛士 (若林相撲クラブ)

沙織 …… 田島ゆみか (モデル後輩)
牛田ミカ …… 上間美緒 (牛丼店)

大音真由美、赤石那奈、杉山颯、かなやす慶行、石井祐司
猪原伸浩、西原信裕


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