土俵ガール!
(2010年7月期・TBS火曜日24:55分枠)

企画:吉田敬、志村彰、竹園元
脚本:鎌田智恵(1)(2)(4)(6)、守口悠介(3)(5)
音楽:中島靖雄
相撲監修:貴乃花光司
プロデューサー:黒岩利之、高橋史典、関川友理
演出:森雅弘、水村秀雄、深迫康之

http://dohyo-g.com/
http://www.mbs.jp/dohyo-g/


第6話 恋心が乱れ舞う
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光の事が好きだと告白した詠介。

翌日、サトヤンと成雄と道場に来る詠介はぼーっとしていた。
光は普通に挨拶を交わすが、詠介は照れて頬を赤らめる。
そんな中、道場には田中島がやってきて、ファッション雑誌
"FILLE"に勤める友人に光の写真を見せたら、モデルとして使
いたいという話を受けたという。今度の月曜日に撮影が有るの
で来て欲しいとの事。初めてのファッション誌の仕事に大喜び
の光。

一方詠介はそんな二人のやりとりを見て、花子に愚痴をこぼす。
光は単純で、田中島の何処が良いのかと告げると、花子は二人
が付き合うのは反対なのか?と問う。オレには関係ないという
詠介だが、そんな彼のことを寂しく見つめる花子。

光はファッション誌の撮影に行く。
しかし予想していたのとは違い、着させられるのはロリータ系
のもの。私はもっとシンプルなものが良いとするが、光の
人形的な可愛さからすると、こういうファッションが良いと
言われ困惑する。

光は仕事のためにこの日の部活の指導には来なかった。
後片付けする詠介に花子は、これからデートしないかと誘う。
詠介はもう疲れてクタクタだとして話を交わそうとする。
すると突然花子は詠介の目の前に立ち、キスを迫る。
思わず避ける詠介に何故避けるのか?と問い、私は詠ちゃんの
事が好きだという。私のことをどう思っているのか?という花子
に、大事な仲間だと告げる。

花子はかつて仲間外れにされた際に、声を掛けてくれたのが
詠介だった。その時仲間と一緒に付けていたストラップを
壊され、詠介が新しくくれた相撲のストラップ。それ以来
ずっと彼のことを見てきた花子。

翌日稽古に花子が来ていないことを知る。しかも道場に詠介
があげたストラップが落ちているのを目にする。

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田中島が光にアプローチする中、焦った詠介が光に告白する。
詠介を好きな花子も彼を失いたく無くて気持ちを告げるが・・

完全に恋愛ドラマした話だった。

花子が詠介を好きになった理由などが過去の映像の中から見て
取れて、これまで一途に彼を見守ってきたことが伺える。
特に彼の好きな物や彼の特徴的なことを光を介して語る辺り
彼に対する思いが見て取れた。

花子が突然相撲部を辞めると言い出したことや、プレゼント
したストラップが土俵に落ちていたことで、詠介側にも失う
辛さ、焦燥感を味わせ、彼女に対する気持ちを上手く考える
機会を与える。

光が自ら憧れる事と人を好きな気持ちは錯覚しやすいとするけど、
本人が憧れという言葉を使うことが少々違和感があった。
それでも彼女も田中島の件で、そんな気持ちを倒錯していた
所があるのかな。

キスしようとする花子とそれを交わす詠介のやりとりも可愛ら
しいものが有ったし、今回はダイコンだとされる佐々木希の
演技以上に赤井沙希頼みの演技になって事で、多少安定感の
有る内容だった。


若林光 …… 佐々木希 (芸名KOH)
柳本詠介 …… 中村倫也 (相撲部・部員)
辻巻花子 …… 赤井沙希 (相撲部・マネージャー)
広崎祥一 …… 古原靖久 (花子が好きなヤンキー)
サトヤン …… 安藤龍 (サトヤン・スタニスラク・ズドラフコフ)
太田平次郎 …… 西洋亮 (卓球部、しかし相撲部へ)
池辺成雄 …… 秋元龍太朗 (ナルシスト、幽霊部員)
田中島悟 …… 忍成修吾 (卓球部・顧問)
若林強 …… 宇梶剛士 (若林相撲クラブ)

沙織 …… 田島ゆみか (モデル後輩)
牛田ミカ …… 上間美緒 (牛丼店)

かなやす慶行、山崎勝之、堤坂笑加


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