土俵ガール!
(2010年7月期・TBS火曜日24:55分枠)

企画:吉田敬、志村彰、竹園元
脚本:鎌田智恵(1)(2)(4)(6)(7)(8)(9)(10)、守口悠介(3)(5)
音楽:中島靖雄
相撲監修:貴乃花光司
プロデューサー:黒岩利之、高橋史典、関川友理
演出:森雅弘、水村秀雄、深迫康之

http://dohyo-g.com/
http://www.mbs.jp/dohyo-g/


第10話 涙の最終戦!!
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光は弘子からの提案を受け、パリ行きを決意したことを告げる。
4日後の23日の祝日にパリに行ってくれるかと言われるが、
その日は相撲部の県大会の日だった。

光は帰宅すると、父・強に3日後に部員たちにこの手紙を渡して
欲しいと頼む。自分で渡したらどうか?という父に、パリに
行くことを告げる。パリで活躍するのが夢だった事。父さん
ならば分かってくれるよねと告げ、相撲部は私など居なくなって
も大丈夫だと告げる。

翌日田中島が相撲部の練習所に訪れるが、光が居ないことを
知る。田中島は事情を聞くと、光が練習している場所へと
訪れる。田中島は弘子に対して、光がパリに渡るのを一日ずら
してくれる様頼む。彼女が居ないと困る奴らが居ることを告げる
と、なんとか一日ずらしてもらえることになる。光に対して、
光が居ないとアイツらもオレもダメだと告げる。

練習の日々。そしていざ大会の日がやってくる。

花子は個人戦で決勝まで進出し、強敵を撃破して優勝する。

男子の団体戦の初戦の相手は、綾川高校。
なんとか撃破し、不知火高校、前褌高校を倒し、なんと決勝戦
まで進出。相手は綱取り高校だった。

親方に見てもらえる最後の試合だという田中島。初耳だという
部員たち。田中島は今言っておいた方が良いとして、光に部員
たちに説明するよう促す。

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光はモデルとしての道に本格的に進もうと考えるが、パリに渡る
日が相撲部の県大会の日である事を知り、辛い決断に迫られる。
光はそれでもモデルの道を取ろうとするが・・・

最終話という事で、相撲部は県大会で優勝し存続することが
出来るのか。そしてその時、光は相撲部の顧問として存在して
いるのか。

単純な葛藤ではあるけど、相撲から目を背きかけていた光が、
相撲が大好きであると言えるほどの部員たちとの関係を築けた
事が描かれる。

何故光がモデルの道を歩むことになったのか。
その辺の理由を部員たちの頑張りに持ってきたところが、ドラマ
としてのポイントだろうか。

イマイチ滑舌の悪い佐々木希に長台詞を語らせることで、
ハラハラドキドキの展開だが、相撲部のそれなりの活躍、
それなりの見せ場を用意し、それでも優勝できない現実を描い
た。その中でも普通の体型とは体格差の有る細い池辺と太い
太田が負けた辺りは、相撲の難しさを描いたところなのかも
知れない。


若林光 …… 佐々木希 (芸名KOH)
柳本詠介 …… 中村倫也 (相撲部・部員)
辻巻花子 …… 赤井沙希 (相撲部・マネージャー)
広崎祥一 …… 古原靖久 (花子が好きなヤンキー)
サトヤン …… 安藤龍 (サトヤン・スタニスラク・ズドラフコフ)
太田平次郎 …… 西洋亮 (卓球部、しかし相撲部へ)
池辺成雄 …… 秋元龍太朗 (ナルシスト、幽霊部員)
田中島悟 …… 忍成修吾 (卓球部・顧問)
若林強 …… 宇梶剛士 (若林相撲クラブ)

沙織 …… 田島ゆみか (モデル後輩)
牛田ミカ …… 上間美緒 (牛丼店)
黒川雅満 …… 小柳心 (綱取高校)
弘子 …… 花山佳子 (モデル事務所)

尾崎勇樹、山口隼平、川崎美智子、光木愛


評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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