ホタルノヒカリ2
(2010年7月期・日テレ水曜22時枠)

原作:ひうらさとる
脚本:水橋文美江
音楽:菅野祐悟
プロデューサー:櫨山裕子、三上絵里子、内山雅博
演出:吉野洋、南雲聖一、石尾 純

http://www.ntv.co.jp/himono2/


第4話 部長遭難!?干物女のラブメール
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蛍を尋ねて桜木と瀬乃がやってくる。
しかし桜木は彼女の住所が高野の表札で有ることを疑問に思う。
急いで着替えると、高野と蛍は対応に出る。
二人は結婚を視野に入れて同居している事を告げる。しかし
瀬乃は蛍の態度を見て、男女の仲なのか?とか本当に好きなのか?
と質問を浴びせる。何かピンと来ない瀬乃だった。

会社ではまだ内緒にして欲しいと念を押す蛍。瀬乃は蛍に普通
ならばもっとラブラブな感じが出ても良いはずではないか?と
いう。ラブラブな感じというのが良く解らないという蛍は
自ら恋愛には疎いことを告げる。
社員の一人・梅田が彼女からのメールに浮かれているのを見て
あれがラブラブだというのだと告げる。

蛍は帰宅すると高野に相談する。今は色んなコミュニケーション
方法が有ると告げられるが、私はどうしても面倒くさくてダメ
だという。ラブラブ出来無い私でごめんなさいと蛍は謝罪する。
高野はいっその事、今日は一緒に寝ないか?と告げ、私の部屋
で一緒に寝ようと告げるが、蛍は高野が台風に恐くて一人で
寝たくないと勘違いする。
部屋に戻った蛍は、部長からお休みメールが届くと、何か嬉しい
気持ちになる。これがラブラブメールなのかと告げ、自分も
そんな気持ちに乗っかろうとして返信する。"了解"と。
蛍はラブラブ目指して頑張る事を宣言する!

そんな中、小夏の店を会社でバックアップする事になる。
女性が一人で入れるような癒される空間を作りたいという。
蛍は焼き肉店にすれば良いのではないか?と提案するが、焼き肉
屋に女性一人で入るのは抵抗が有るという。蛍にはそんな気持ち
が分からなかった。瀬乃も一人で入れるような女性が良い事を
告げると、それを聞いていた桜木は早速ランチで実行しようと
する。

蛍の元に千夏から電話が鳴る。実際彼女にあって見ると、千夏
は今まで高野の事をパパと呼んでいたのに、部長と呼ぶように
なっていた。事情を聞くと、蛍と高野は結婚する仲なので、母
からパパと呼んではダメだと言われたという。千夏は部長を貸
して欲しいと頼む。

事情を聞くと、夏休みの宿題で絵日記を書くことになり、クラス
メイトはみな家族で旅行する姿を描くという。母親は店の開店
準備で忙しい事を告げ、千夏は部長に何処かに連れて行って欲し
い事を告げる。蛍は快く了承し、高野にもその事を告げる。
高野は自分の夏休みは蛍の為に使うとするが、千夏の為に使って
欲しいという。残りの一日を私とデートしてくれれば良いと
語る。高野は大掃除すると告げるが、蛍は全く聞いていない
様だった。

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ついに蛍と高野の関係が、社員の中でも瀬乃と桜木にバレて
しまう。ただの関係ではなく、同居している事も判明して
しまうが、蛍を見守る瀬乃にとっては、何処か納得のいかない。
果たして蛍と高野は本当に愛し合っているのか?

恋愛慣れしていない蛍という事で、驚きの言動の大連発。

一緒に寝ようと言われて、回りくどいボケをカマしたり
色恋沙汰に関して面倒くさいと発言したり・・・。

これまでそんな感じだから恋愛が出来無いのではないかと思い
つつも、そんな感じを好きな男性も居るという事で、好みの
分かれる性格をしている感じだね。

一緒に寝ようとした高野に、そんなボケ方が出来るのも、完全に
彼を信頼しきっているからこそのボケという気もするし、
そんな彼との約束だけは守りたいとするいじらしい姿が存在
するということで、相変わらず良い感じの雰囲気だと思う。

ただジャージを自宅で着れる着れないの立場の違いは、小さい
ことのように見えて案外長いスパンで考えていくと大きな
波紋へと繋がっていくのではないか。

さて今回は千夏や瀬乃の存在を利用して、二人の関係を揺るが
そうとする。千夏は蛍に相当な気を使いながらも、山小屋で
手を握る辺りの狡猾さは持ち合わせていたりする。

瀬乃は抜け駆けするような性格ではない所にとても好感の持てる
役どころだった。
瀬乃が干物ではないか?と疑われてしまう辺りは面白いもの
だけど、これまでの展開を見ていると、あの気の使い様は
彼を干物とするには無理がありそうだ。

山田姉さんと二ツ木を使ったラブラブの表現も面白く描かれて
いたし、メールと実際に言葉で伝える感じの伝わり方の違いを
実戦してみせるという体当たりな感じが面白かった。

しかし以前から蛍のリアクションは軍隊か?と突っ込まれていたけど、
メールに了解としか書かない蛍の性格とは対照的に、案外服装に
は気を配って一休のマネをしてみたり、その場の雰囲気に合わせよう
とする辺りの努力さ加減を見るとマメな人なんじゃないだろうか
思ってもみたりもする。

とても仲の良い二人だが、瀬乃は宣戦布告した事で、二人の間に
割って入れるのだろうか?


雨宮蛍 …… 綾瀬はるか (27歳、SWビルド第一企画部)
瀬乃和馬 …… 向井理 (27歳、SWビルド第一企画部・派遣)
山田早智子 …… 板谷由夏 (32歳、SWビルド第一企画部・チーフ)
桜木美香 …… 臼田あさ美 (25歳、SWビルド第一企画部)
二ツ木昭司 …… 安田顕 (40歳、SWビルド第一企画部・人事部長)
浅田千夏 …… 石井萌々果 (7歳、小夏の娘)
井崎豊作 …… 高橋努 (32歳、SWビルド第一企画部)
杉下真菜 …… 中別府葵 (22歳、SWビルド第一企画部)
松小路豪也 …… 市川知宏 (23歳、SWビルド第一企画部)
竹林篤志 …… 君沢ユウキ (27歳、SWビルド第一企画部)
梅田翔太 …… 井出卓也 (22歳、SWビルド第一企画部)
椿春乃 …… 佐藤千亜妃 (25歳、SWビルド第一企画部)
椋木伸 …… 裄V貴彦 (28歳、SWビルド第一企画部)
椎名あゆみ …… 真下玲奈 (21歳、SWビルド第一企画部)
浅田小夏 …… 木村多江 (39歳、誠一の元妻)
高野誠一 …… 藤木直人 (40歳、SWビルド第一企画部・部長)

野添義弘、青木源太(アナ)


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