怪物くん
(2010年4月期・日テレ土21時枠)

チーフプロデューサー - 櫨山裕子
プロデューサー - 池田健司
脚本 - 西田征史
演出 - 中島悟、狩山俊輔、石尾純

http://www.ntv.co.jp/kaibutsukun/


第3話 坊っちゃんが二人!?ザマス

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人間界での度重なる失態に、デモリーナはアックマーに対して
失望する。そして悪魔界の力を見せつけてこいと檄を飛ばす。

怪物くんたちは、ヒロシと共に町内ふれあい運動会に出場して
いた。ウタコはこの日もアルバイトで出席せず、怪物くんが
ヒロシのお守り代わり。

ドラキュラ、オオカミ男、フランケンなど競技に参加するも
悉く失態を見せる。怪物くんも短距離走に出場するが、ゴール
前で転んでしまい恥をかく。念力さえ使えれば訳ないのに・・
と呟く。
ヒロシと怪物くんは二人三脚に出場する。息が合わずにまたして
も惨敗かと思われたが、ヒロシがズボンに隠し持っていた石
が光だし、怪物くんは念力を使って見事一等を取る。
突然力が出たことを不思議がるヒロシに、友達と一緒だから
力を発揮できたと告げると、ヒロシも大喜び。

そんな中、爺やは大王から魔王石を返すよう言われる。
しかし大王に内緒で王子に渡してしまった事を告げると、大王
は激怒。石には呪いを解く力があり、王子が念力を使える様に
もそのせいだという。爺やは急いで人間界の三人組と連絡を
取り石を取り戻すよう告げる。しかし王子が石の秘密を知った
ら取り返すのは厄介なので、内密で取り返そうという。

ヒロシと怪物くんは、ヒロシの秘密基地に行こうという所で
三人組がやってくる。怪物くんに石はどうしたのか尋ねると、
家の中に捨てたという。ヒロシは自分が手にしている石が
探している物だと気がつくが言い出せずにいた。
オオカミ男は、ヒロシが書いた作文を見つけて読んでしまう。
そこには怪物くんについて書かれており、我が儘で好きではない
事が記されていた。それを知った怪物くんは、もうヒロシとの
友達は辞めたと告げる。

三人組は、石の在処が分かる。いつもヒロシと居るときに王子
の念力が使えるようになっている事を思い出し、ヒロシが持って
いるのだろうという。王子に気がつかれる前に取り戻そうと
いう事になる。

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友達の力が念力を生むと感じた怪物くんは、ヒロシと友達に
なる。しかしヒロシが書いた作文を巡って二人はケンカ別れ
してしまう。

今回の作文に関して、ウタコがフォローする流れだったけど、
当初ヒロシが書いていた作文のオチは、"我が儘で好きじゃない"
で終わっていたのではないだろうかとちょっと心配するような
話だった。

悪口が言い合える程仲が良いことを言いたかったのだろうが、
悪口が10個も言えるから相手の事を知っているというのはやや
違和感があり、誰でも悪口というのは言えるハズである。

二人の怪物くんが存在して、どちらが本物なのかどうかを
選り分ける展開はとても面白かったが、二人も怪物くんが居れ
ば、念力の存在とか、怪物くんの本来の正体がヒロシに発覚
してしまうのではなかろうか。

アックマーがデモリーナに対して、私欲である事を指摘する
辺りも面白かったが、感情を露わにして殺害してしまう所など
悪魔らしい一面を見せてくれたかな。


怪物くん …… 大野智
怪物大王 …… 鹿賀丈史
ドラキュラ …… 八嶋智人
オオカミ男 …… 上島竜兵
フランケン …… チェ・ホンマン
爺や …… 半海一晃

デモキン …… 松岡昌宏(TOKIO)
デモリーナ …… 稲森いずみ
アックマー …… 津田寛治

市川ウタコ …… 川島海荷
市川ヒロシ …… 濱田龍臣
警察官 …… 三宅弘城
大家さん …… 福井裕子
Dr.マリス …… 飯田基祐

田川涼、上田瑠星、阿部圭吾、松本頼、大嶋康太、柏木裕貴

久保貫太郎、吉田真澄

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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