まっすぐな男 (フジ／2010年1月期・火22) 脚本／尾崎将也 プロデューサー／吉條英希（関西テレビ）、浅井千瑞（MMJ） 演出／三宅喜重 音楽／澤野弘之、和田貴史 http://man.ktv.jp/index.html

第7話 産みたい
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健一郎らフロンティア建設の従業員は人間ドックにかかるために
病院を訪れる。若者の成人病が増えている事を英樹に聞かされ
睡眠や食欲に異変は無いか思わず気にする。
そんな中、鳴海が何故か病院に入ってくるのを見掛けた健一郎。
鳴海は妊娠の検査に来たが、健一郎に声を掛けられた事で散歩
に来たと誤魔化し帰ってしまう。
何か様子が変だった鳴海の事を気にし始めた健一郎だが、それを
熊沢に話すと自分が彼女を連れて行くという。

一方健一郎は佳乃を誘い、お隣の山崎夫婦と食事会。
珠美からは男と女は適度にケンカした方が良いことを聞かされる。

そんな中、熊沢から電話があり鳴海が倒れたことを聞かされる。
佳乃にその事実を告げると病院に行った方が良いと言われて
すぐに病院に集合する。すると鳴海はおめでたである事が発覚
する。
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鳴海の妊娠している事実が発覚し、逆算した結果、子供の父親
である可能性の高い人物を捜すことになる。結果すぐに
一夜限りの男性・片岡は見つかり、子供の父親になると言って
くれるのだが・・・

なんか凄く安易な展開を進んでいるような気がする。

ビックリするのは片岡が彼女と結婚する理由にあるが、なんと
いうかそんな都合の良いシナリオにして本当に良いのだろうか
と見ていて違和感を覚える。

勿論ドラマとして重要なのは、健一郎が鳴海の事を放っては
置けない状況を作ることに有って、関わらない様にしつつも
関わりざるを得ない事こそが全てなのではあるが、もう少し
気の利いたエピソードが作れなかったのだろうか。

まっすぐな男と言うよりも、放っては置けない男という気がする
が、相手の男性があまりに酷い事と同時に鳴海に対する好意
を持っている自分が居たことで、即ち彼女の子の父親になる
っていうのは、どうも打算的で好きになれないシナリオだ。

家族の居ない鳴海が子供を持ちたい気持ちは分からないでも
無いが、その為に片岡の姉にご機嫌とりをするところなど、
あまりにも滑稽で失笑するものがあった。

松嶋健一郎（30） …… 佐藤隆太 (中堅建設会社・フロンティア建設)
栗田鳴海（26） …… 深田恭子 (フリーター)
町田佳乃（24） …… 貫地谷しほり (雑貨ショップ"アーニャ")
日下英樹（23） …… 遠藤雄弥 (フロンティア建設)
萱島ゆきえ（20） …… 佐々木希 (役者志望、)
森岡久美（28） …… 滝沢沙織 (雑貨ショップ"アーニャ")
桑田佐智子（26） …… さくら (フロンティア建設)
松嶋奈美（24） …… 宇野実彩子 (フリーター、健一郎と同居妹)
熊沢志郎（30） …… 田中圭 (フロンティア建設)
山崎珠美（36） …… 三浦理恵子 (芳樹の妻)
山崎芳樹（42） …… 宇梶剛士 (フロンティア建設・上司)
矢部典夫（41） …… 渡部篤郎 (バー"ルベウス"経営)
山崎亮介 …… 佐藤詩音 (息子)
雅樹 …… 鹿内大嗣 (居酒屋の店員)
千佳 …… 高橋絵美 (バー"ルベウス"のバーテン)

片岡 …… 金子昇
美恵子 …… 宮本裕子

荒川智大、柳田努、畠中正文
坂田聡、下村彰宏、西崎果音、杉本妃音奈

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)