ドラマ24 モテキ (2010年7月期・テレビ東京・金曜24時12分) 脚本・演出 - 大根仁 チーフプロデューサー - 岡部紳二 プロデューサー - 阿部真士、市山竜次 音楽 - 岩崎太整 http://www.tv-tokyo.co.jp/moteki/

第4話 初H脱童貞!!
--------------------------------------------------------
30歳を直前にモテ期が訪れた幸世。
2年前に連絡を絶って以来久しぶりに夏樹から連絡がある。
バーで逢う二人。そこで二年ぶりに見た夏樹は、相変わらず
綺麗でエロイ。
夏樹からはblogを読んでいる事を告げられ、私に報告する事が
有るんじゃないか?と言われる。幸世は素直に最近モテ期が
訪れており、急に昔の知り合いの女性から電話がある事を話す。
誰かと付き合っているのか?と問われるが、そういうテンション
では無いことを告げる。誰かと付き合えば?と言うと、幸世は
彼女からそんな事を言われたくないと反発する。

幸世は2年前に彼女に振られていた。
その事を問い詰めると、幸世が私に好きになるのを待っており
そういう態度が重かったのだという。

幸世は2年前にラブホテルに誘われたときの事を思い出す。

夏樹から手を引かれてラブホテルに誘い込まれようとしていた
幸世。躊躇している幸世はここに入って何をするのか?と自問
自答し、初めてなので相手に任せれば良いという。しかし
やっぱり相手の気持ちが分からないウチはダメだとして、夏樹
の手を逆に引っ張り外へ連れ出す。自分の家がすぐ近くなので
一緒に行かないかと誘う。

幸世の部屋は趣味の漫画や映画で溢れて、夏樹にはとても面白い
場所のように映っていた。夏樹は酔ったのでベッドに横になら
せてほしいという。幸世は思わず寝ている姿を携帯写真に撮る。
寝ている夏樹にキスしようと迫るが、そこで婚約指輪を見てし
まい、どうしても一歩踏み出せないで居た。いつの間にか幸世も
テーブルで眠ってしまい、夏樹が目覚めると幸世の携帯電話に
目を向ける。そこには自分の眠る姿が写真に映っていた。それ
を見ると夏樹は帰るとして、家を出て行こうとする。次に逢う
きっかけを作ろうと、幸世はDVDを貸すのだが・・・
--------------------------------------------------------

童貞・幸世に関係を持つ最大のチャンスが訪れる。
相手は今までに一番好きになったという女性・小宮山夏樹。
こんなチャンスを前にして、何故幸世とは関係を持たなかった
のか。

松本莉緒さんって松本恵時代からとても輝いていた人だったけど、
いい歳の取り方をしている感じがする。
見た目、森泉さんっぽい感じ。

今回は二年前の最悪な状況が描かれ、夏樹に振られるだけでなく
親友の島田が夏樹と関係を持っていた事実を知って、ダブル
パンチの喪失感を味わうことになる。
夏樹は初体験の相手ではないとしていたことで、関係を持つこと
は有り得なかったが、彼女が初体験をアシストしたとする相手
とは一体誰なのか。

夏樹が酒に関する何らかの秘密を抱えている事は明らかで、
それが婚約者との破局の原因であった事実が分かるなど、納得
する感じのもの。

ドラマとして気になる要素としては、

何故夏樹と別れたのか。
そして初体験の相手とそのシチュエーション。
夏樹のその後。

だと思う。

夏樹がこれまで本気で相手を好きになったことがないという所
で、幸世の様な真面目で一途な相手が現れたときに、果たして
彼女の心を上手く解きほぐすことが出来るのか。

好きだからこそ相手にも好きになってくれる様、期待するのは
悪いことかとするシーンも良かったし、初体験の後に、これが
本当にしたかった事なのかと、相手に対する気持ちが無いHを
したことで苦悩する辺りなど、面白く葛藤しているなと思う。
こんな事で関係を持ってしまうのならば、夏樹に誘われるときに
してしまえば良かったことだしね。

それにしても今回でハッピーエンドで終了みたいな流れだった
けど、来週の林田尚子とは一体どういう流れで繋がっていくの
だろうか。


藤本幸世 …… 森山未來 (もてない29歳)
土井亜紀 …… 野波麻帆 (派遣、受付嬢)
中柴いつか …… 満島ひかり (20歳、カメラマンアシスタント)
小宮山夏樹 …… 松本莉緒
林田尚子 …… 菊地凛子

島田雄一 …… 新井浩文 (幸世の友人)
島田ユリエ …… 堀まゆみ (妻)
藤本幸世(デブフジ) …… 森田実 (2006年ネット依存時代)
藤本幸世(15歳) …… 泉澤祐希
小宮山基樹 …… 信川清順 (夏樹の姉)

赤堀雅秋、野中隆光、中脇樹人

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)