もやしもん
Tales of Agriculture
(2010年フジテレビ・ノイタミナ枠)

原作:石川雅之
監督:岩本晶
監督:森田淳也、梨木友穂
構成:高橋ナツコ
脚本:石川雅之、高橋ナツコ
音楽:鴨宮諒

http://moyashimon.noitamina.tv/


第1話 入学
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沢木のアパートに宅急便が届く。
沢木惣右衛門直保は、種麹屋"澤木もやし"の次男坊。
春から東京の某農大に通う沢木。荷物の中からは実家で作った
味噌が入っていた。
沢木は大学へと足を運ぶ。学校では農業の活動が行われる中、
新入生をターゲットにしたサークル勧誘活動が激しく行われる。
アメフト部や狩部、そしてUFO研究会など色んなサークルが
有る中、麹の格好をした二人の部員・川浜と美里の姿があった。
頭に被っているモノは麹なのか?と問うと、二人は沢木を勧誘
する。彼らは酒造サークルの一員で、大学に内緒で酒蔵を造っ
て日本酒を造っていたのである。
沢木は強引に手を引かれて酒蔵に連れて行かれると、酒蔵から
はヒオチ菌が多数出てきた。扉を開けたと同時に溺れるくらい
のヒオチ菌に包まれる。それを見た沢木は、この日本酒はかなり
ヤバイと呟く。火落ち菌は日本酒を造るために必要なメバロン酸
を主食とするため、これが発生すると日本酒が不味くなるので
有る。
酒蔵は倒れてしまい、日本酒は全てダメになるが、倉庫の奥から
は突然、樹慶蔵教授が現れる。教授は突然腐った海鳥を差しだし
食べなさいと迫ってくる。それを拒む沢木に対して、乳酸発酵臭
と腐敗臭の差が分からないのかとして、これはアフリカのイヌ
イットに伝わるキビヤックだと告げる。これを作るには海鳥を
アザラシの胎内に入れて地中に埋めて2、3年はかかるが、ここ
でそれを行うと半年くらいで作れるという。
樹慶蔵と沢木の父親は20年来の知人であり、沢木も彼を頼りに
この大学にやってきたのだった。

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世の中に存在する菌を見ることが出来る沢木。
大学に入学した彼は、果たしてどんな体験をするのか。

菌の様子がCGで描かれ、まるで任天堂のゲーム"ピクミン"の
様なキャラクターが辺り構わず浮遊している不思議な世界であ
る。
当然この世の中それが見えないだけで、この様な世界が存在
するのだろうが、とても大胆な発想の元で作られたドラマだな
という感じ。

主人公の沢木には菌が見られると言うことで、その特性を
活かしてどんなドラマが待っているのか。

期待させるのは、人類がまだ発見されていない菌を、得意の
能力を使って探り当てるものだけど、そういうドラマになって
いくのかな。

加藤夏希とちすん目当てで見始めたものだけど、キャスティング
されているはねゆりさんや岡本あずささんなど美形揃い。
しかも海外ドラマ「CSI」の女性捜査官の様に、加藤夏希さんの
ボンデージ姿がまた素晴らしいアピール性を持っている。
上から胸を捉えたショットは永久保存版だった。

まだどんなドラマになるのか分からないが、楽しい大学生活と
人間関係だけでも面白く、そして菌に関する知識が詰まった
ドラマなので、それだけでも興味深いドラマだった。


沢木惣右衛門直保 …… 中村優一 (大学生)
武藤葵 …… ちすん
及川葉月 …… はねゆり
美里薫 …… 西田幸治 (大学生)
川浜拓馬 …… 木村明浩 (大学生)
結城蛍 …… 岡本あずさ (大学生、沢木の幼馴染み)
長谷川遥 …… 加藤夏希 (大学院生)
樹慶蔵 …… 黒沢年雄 (教授)
A.オリゼー(声) …… 冬馬由美 (菌)

三上真央、牧田哲也、藤田玲、岩永洋昭、日向時雅人
長谷川恵美、愛奏、川野剛稔、埜本佳菜美、大濱朋巳、佐藤貴也
橋野純平、松岡佑季、安心くり太郎、熊田ちか、中村優里
平塚真由、山村真也、つちうち潤、田口巧輝、加藤裕月

菌の声 - 川野剛稔、古森奈保子、中村優一


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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