ねこばん (2010年10月期・金曜21時枠・テレ玉) 製作総指揮:吉田尚剛 企画:永森裕二 脚本:有馬顕、高橋悠、芦塚慎太郎 音楽:sanpachi(studio8) プロデューサー:飯塚達介、森角威之 「TickTack」 歌:nico(小林元子&小澤瑞季) 「ふたりぼっち」 歌:廣坂愛 http://nekoban.net/tv/index.html |
第6話 猫は特別な存在だ。抱くことしかできないのだから。
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気温がもの凄く暑くなる。
勲はクーラーのリモコンを探し回るが見つからない。
メッセージボードには妻から洗濯物を入れてくださいと書かれて
いるが、それを消してリモコンは何処にあるのか?と書く。
洗濯物を取り込んでいると、勲は妻・敏子の下着を入れること
に違和感を覚える。妻はこんな作業をこれまでずっと続けてき
たのかと実感する。
ネコも暑かった。涼しい場所を探して歩く。
勲は扇子を手にする。娘婿が定年の時にくれたもの。
そこには長い間お疲れ様と書かれていた。何故娘はこんな男を
選んだのか?と疑問に感じる。
そんな勲の前に現れるネコは"大福"。
ノロくて甘ったれでまるで豆大福のよう。都合が悪くなると
目の前から逃げるのは、娘婿のようだと呟く。
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娘婿と似たような性格を持つネコと戯れているウチに、嫌っていた
ネコの良さを徐々に知ることで娘婿に対する視線を改めるというもの
みたいだ。
今まで社会人としての枠に囚われすぎていた勲が、定年になり
そんな柵から抜け出し、これまで出来なかったことにチャレン
ジしていく。
妻の苦労なんかを知る意味では、良くできたシナリオなのかな。
根本勲 - 伊武雅刀 評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0) |
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