ねこタクシー (2010年1月) 脚本：永森裕二・イケタニマサオ・田村計・相原光・柳澤里恵 演出応援：野尻克己 音楽：野中"まさ"雄一 プロデューサー：飯塚達介・森角威之 ラインプロデューサー：岩城一平 編集：石川真吾 http://www.nekotaku.info/

第10話 せいろん
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AM1:12。布団で寝ていた妻・真亜子は隣で寝ていた勤に対して
今日は何を着ていこうか?と声を掛ける。普通の格好で良い
という勤。確か去年買った奴があったという妻は夜中にタンス
を引っかき回す。家族で揃って買い物に行くのは久しぶりだ
とし一体何年ぶりの事なのかと問う。娘・瑠璃が突然ネコグッズ
を買うためにショッピングモールに行こうと言い出したことが
そもそもの発端だった。

翌朝、そんな家族の良いムードを打ち消すかのように、郵便受け
にアパートはペットを飼うことを禁止するというチラシが
貼ってあった。かなり気を遣ってきたことなのに何故バレた
のか。そして御子神をどうするのかという話になる
瑠璃は何処にも迷惑をかけている訳ではないとするが、そういう
訳にもいかないという真亜子。善処するというのはネコを
捨てろという事なのか?と問うと、真亜子は保健所に預ける
しかないのではないかと告げる。しかし保健所に連れて行かれ
ネコは一年で20万頭にもなり、殺処分にされていることを
告げる。ルールだからと言っても家族である御子神を放り出せ
るのかと問い私には出来ないと告げる。ネコを処分するくらい
ならばここを追い出された方がマシだという。
結論は出ず、勤は取りあえず今日は出かけようと告げる。

家族はこっそりと周りに気がつかれないようにアパートを
出る。
ショッピングモールのペットショップへ足を運ぶ。
御子神は派手なものが好きだという事が明らかになる。
勤はリンリンさんのスパンコールを御子神が気に入っていた
事を思い出す。

そんな中、真亜子の様子がおかしい事に気がつき声を掛ける
と、彼女は疲れからか偏頭痛がするという。先に帰って
いても大丈夫だという勤の発言を聞いて、ネコが来てから
私たちは変わったねと告げる。
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ネコの存在によって家族の関係が改善されていく間瀬垣家。
しかし家族で買い物に出かけようとしていた矢先、突然
間瀬垣家に、一枚のチラシが走ってくる。アパートはペット
禁止との内容が書かれていた。果たして住民に発覚している
のか?

ネコの密告者はやっぱり勤が成功を収めることで焦りを感じ
始めたものたちの仕業なのかな。
マンションにまでタクシーの同業者がチラシを入れに来ると
は考えづらいけど、そう考えると一番シックリくる。
まぁ会社の人間が犯人ならば、普通は会社に暴露するはずだ
けどね。

ネコの存在が無くても十分家族としての体制を整えられる
程に成長していると思えば特にこんな困難でも怖さは無い
のだろうけど、まだまだ家族は御子神を通した付き合い感も
有るし、勤がネコの存在を抜きにしてタクシーの営業成績を
上げられるのかどうかが問題。

まさかショッピングモールで御子神の存在を知るものが現れた
けど、認知症の女性が何故御子神を知っているのか。

ペットの為に引っ越しするのかと思わせたり、誰かに預けたり
するのかと思わせたけど、ここに来てネコには飼い主がいる
事を伺わせる。確かに首輪がしてあったので勤が育てても
良いのかなと思ったけど、本当に飼い主が居るのかどうか。