サラリーマン金太郎2 (テレ朝／2010年1月期・金23) 脚本／深沢正樹(1)、倉持裕 演出／小林隆志、田村直巳 プロデューサー／大江達樹 http://www.tv-asahi.co.jp/kintaro/

第2話 銀座No.1ママ監禁!!白い肌の復讐
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丸山社長のことを盗聴しているものが居た。ヤマトと中央が
一体化するために奔走していた丸山のことを何故疑うものが
居るのか。旧ヤマト派の仕業だとするのは工藤だった。しかし
金太郎はこの件は俺に任せろと告げる。

金太郎は帰りに水木を食事に誘う。
金太郎は水木が盗聴器を仕掛けたことに気がついていた。
水木は野崎良助専務に頼まれたという。そんな水木の携帯に
電話が鳴る。野崎からのものだった。野崎は金太郎にも丸山の
言動を逐一報告しろと迫られる。丸山の思惑や動向を知っておく
必要があるというのである。しかし金太郎はこんなみっともない
事は二度とするなと告げる。今はヤマトではなくヤマト中央
建設であると。丸山はハンパな人間ではなく、あんなに強い人
を見たことが無いと金太郎は語る。

一方進藤は丸山にヤマトが金太郎を送り込んできたのは鉄砲玉
としての役割ではないかと告げる。しかし丸山はそんなものは
関係ないと一蹴する。

そんな中、美鈴の下に電話が鳴る。子供を預かったというもの。
美鈴は近所の公園を探すと子供は公園で遊んでいた。安心して
ホッとしている美鈴の下に再び電話が鳴り、金太郎に言伝しろ
という。お前の大事なものなどいつでも傷つけることが出来る
との事だった。

社員は丸山が帝都建設に身売りすることを考えているという噂
を聞いて金太郎に詰め寄る。本当のところ丸山は何を考えてい
るのか。つまらない噂に振り回されるなと語る。
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合併したヤマト中央建設の社長・丸山は、ヤマトを潰そうとし
ているのか。それとも帝都建設と手を握ろうとしているのか。
丸山の行動の意図が読めない金太郎は、なんとか真意を掴もう
と奔走する。

展開としてはシンプルだが、丸山というキャラクターに対して
彼の意図を判断する材料が少ないだけに、どういう意図を
もって行動しているのか分からず、上手い具合に視聴者も
金太郎と同様に困惑する様な内容だった。

ドラマとして上手く出来ていたのは、旧中央建設と銀竜会の
繋がりに説得力が有ったことだ。
前回から銀竜会に関して、丸山の周辺に彷徨いていた事もあっ
て、進藤勝との繋がりが分かった後でも違和感を覚えなかった。

流石に美鈴が金太郎を騙しているとは思えない所が有ったので
自ずと二人の繋がりが浮かび上がってくるものだった。

ただ展開としては似たような要素の繰り返しであり、金太郎は
二度に渡って丸山に謝罪するという失態。そして子供の誘拐未遂
が発覚する流れも、美鈴と丸山が会話を偶然聞いていたという
事でちょっと偶然にしては出来過ぎているのかなと思うところも
有った。

ただ最後に美鈴が金太郎ばりに犯人を蹴り上げるシーンは
なかなかサマになっていて良かった。

矢島金太郎 …… 永井大 (ヤマト中央建設)
末永美鈴 …… 井上和香 (高級クラブ・ジャルダン)
桜井京子 …… 青山倫子 (ヤマト中央建設)

矢島竜太 …… 庄司龍成 (金太郎と亡き妻・明美の息子)
鷹司誠士 …… 細川茂樹 (経営コンサルタント)
黒川優作 …… 古谷一行 (ヤマト中央建設・副社長)
大和守之助 …… 宇津井健 (ヤマト中央建設・オーナー会長)
丸山登 …… 森本レオ (ヤマト中央建設・新社長)
平尾宗太郎 …… 佐々木勝彦 (帝都建設)
椎名徹平 …… 南圭介 (椎名組の若親分・元“八州連合”)
浅野マキ …… 西丸優子 (高級クラブ・シャルダン)
明智幸秀 …… 高杉航大 (刑事)
進藤勝 …… 天現寺竜 (ヤマト中央建設)
丸山左知代 …… 澤井孝子 (登の妻)
望月実篤 …… 山崎海童 (労務安全課部長)

水木衛 …… 風見しんご (ヤマト中央建設)
石川吾郎 …… 辻修 (ヤマト中央建設)
西郷保 …… RIKIYA (ヤマト中央建設)
磯部亜美 …… 滝裕可里 (ヤマト中央建設)
鳥居まどか …… 秋元才加 (ヤマト中央建設)
工藤晃 …… 八神蓮 (ヤマト中央建設)
塚本千尋 …… 黒田恵未 (ヤマト中央建設)
倉田玲奈 …… 中山恵 (ヤマト中央建設)

一ノ瀬巧 …… 櫻庭博道 (銀竜会)
小野田忠彦 …… 小林隆 (ヤマト中央建設)
野崎 …… ト字たかお (ヤマト中央建設・専務)

岡田正典

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