宇宙犬作戦
(2010年7月期・テレビ東京)

原案 - 須賀大観
脚本 - ますもとたくや(0)(1)(2)、オークラ、静炉巌、加藤公平
及川拓郎、松居大悟、森ハヤシ
監督 - 三木康一郎、浜谷晃一、武居正能、及川拓郎
エグゼクティブプロデューサー - 藤巻直哉
プロデューサー - 森谷雄
音楽&主題歌 - 藤岡藤巻

http://www.tv-tokyo.co.jp/uchu-inu/


第3話 初めての謝罪会見
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モジャットはマルコに謝罪するも、謝り方がなっていないとし
て許そうとしない。オハナは二人の争いを聞きつけやってくる
が、モジャットの謝罪は形から入っているものだという。

そんな中、田園調布号は突然航行中に検問に引っかかる。
目指していたのは惑星ソーリー。オハナは情報を受信すると
"あやまることをあやまるな"。
惑星プードルの公務員である自分たちの船を止められた事で
マルコは抗議文を送るとメールする。するとすぐに惑星ソーリー
の総理からメールの返信が届き、すぐに謝罪に訪れるという。

総理は大臣を引き連れてやってきて、すぐに謝罪する。
そしてお詫びの印に地球から届けられたとする荷物を彼らに
プレゼントする。開けてみるとなんとオーブが入っていた。
いきなりゲットした一行は早速次の惑星に行こうとするが、
総理たちはお詫びの印に是非惑星に立ち寄って欲しいと彼らを
招く。
それにしても謝罪にしては過剰すぎないか?と一同不審さを
覚える。

惑星ではオハナは"甘電池"をもらい、マルコたちは鱈腹食事を
御馳走される。惑星ソーリーは過剰なセキュリティの為に
何でもない民間船を止めてしまうことがあるのだという。
不審者を惑星内に入れたとなると、国民が許さないのだという。
謝罪の文化は地球人によってもたらされた者だという。
揉め事は謝ってさえいれば丸く収まるのだという。この国では
謝罪は格闘技にもなっているとして、演舞を見せて貰う。
謝罪の技術が発達しているとするが、マルコたちはそれが果た
して良いことなのかどうかと疑問に感じる。

すぐにこの星を出たくなったとするが、警察から取り調べて
貰うまでは出航できず、決められた手続きを踏んで貰うという。
マルコたちは激怒するが、総理たちは相変わらず謝罪の連続。
謝れば良いと思っているだろう?として、怒りを表す。

そんな中、星団警察がやってくる。
来たのはアキタ警部とシバ巡査だった。彼らはマルコが元海賊
だった事を暴露してしまう。今は歴とした公務員だとするが、
総理たちはその話しを聞いて、貴方のような人たちを惑星に
入れてしまったとして、国民に謝らねばならない事を呟く。
この星ではイメージこそ全てなのだというが・・・

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田園調布号が向かったのは、惑星ソーリー。
そこは地球人から学んだとする謝罪の技術の優れた惑星だった。
しかし本当の謝罪とは果たしてどんなものなのか。

地球人というよりも、何でもペコペコ謝ってしまう日本人を
皮肉ったような展開だったな。

イメージが全てだとして、それが嘘なのか本当なのかその真意
は関係無しに世論が動いてしまう所は恐いところだけど、
まさにそれが現代社会ってところなのかな。

今回はやたらと通信の流れが多く、必ずオハナを仲介するので
彼女の忙しいリアクションが描かれていた。

不条理にも謝って欲しいと告げる辺り、お笑いの響とか出てくる
と面白かったのだろうな。

謝罪は欲求を満たすためのものではないと告げ、逆に過剰な
謝罪は失礼にあたるなど、気持ちのこもっていない謝罪に
何の意味もない事を訴えた。

オハナのバストネタをオチにしたところも笑えたな。
因みにwikipediaよる高梨臨さんのプロフィールでは・・・

身長 / 体重 166 cm / ― kg
スリーサイズ 83 - 62 - 86 cm
靴のサイズ 24.5 cm


マルコ・ハヤシ …… 戸次重幸 (元宇宙海賊)
モジャット …… 片桐仁 (植物系人)
アンドロイド・オハナ …… 高梨臨 (攻撃型アンドロイド)
スプート29 …… ディーノ (翻訳コンピュータ犬)

美しすぎる大統領 …… 檀れい

アキタ警部 …… 森永健司
シバ巡査 …… ジリ・ヴァンソン
総理 …… 剣持直明
大臣 …… 川島潤哉


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