ヤマトナデシコ七変化
(TBS/2010年1月期・木22)

原作 …… はやかわともこ
脚本 …… 篠崎絵里子
プロデューサー …… 石井康晴、三城真一
演出 …… 石井康晴、川嶋龍太郎
音楽 …… 山下康介

http://www.tbs.co.jp/yamanade2010/


第2話 初キス

--------------------------------------------------------
恭平は朝からスナコの部屋を訪れ、ご飯を作らせようとする。
しかし相変わらず眩しいと言われ、頭突きが飛んでくる。

そんな中、中原美音からテレビ電話が掛かってきて明日の2時に
日本に帰国するという連絡。
それを受けて恭平は美音が帰っている間だけでもレディになっ
ていてくれとスナコに訴えるも効果無し。
スナコは買い物へと出て行く。部屋から出ることを嫌う彼女だ
が、それは自分の仕事であるとの事。
スナコが男性たちと一緒に住んでいるのを遠くから見ている
女性の姿があった。まりか、みさ、りえ、まさみの4人。
アラサーであり、だめんずスレスレの女性達。彼女たちは結託
してスナコを家から追い出すために画策する。

スナコは買い物に出るも外の世界のまぶしさから真一の喫茶店
を見つけ飛び込んでくる。
その間にもストーカー4人組は山へと毒茸を見つけに出掛ける。

学校にいくと恭平は乃依に頼んでスナコをレディーにしてくれ
と頼む。しかし彼の言うことは聞かないず、武長の言うことに
反応して対応してくれる。

スナコは人気の少ない寂れた商店街へと足を運び、買い物を
行う。買い物が終わった後、まりはスナコに話しかけてサービス
だとして毒茸を手渡すのだった。

乃依が男性達の下宿先にやってくる。早速スナコに取り入るた
めに彼女の部屋を訪れる。奇抜なものが並んでいる彼女の部屋
に驚く乃依。人体模型"ひろし君"の事を尋ねると、彼女は
4年前に好きな男性にブスだと言われて傷心に耽る時に偶然
出会った"ひろし君"の事を思い出す。模型と話すときにはスナコ
は満面の笑みを見せるのだった。
--------------------------------------------------------

中原美音が突然帰国することになり、スナコがレディとして
変身したのかどうかを問われ本当のことが言えない恭平は
急いで彼女を変身させようとするが・・・

相変わらず漫画っぽい展開のオンパレード。
毒茸を食べるとそれがお姫様茸であり、都合良く変身する。
しかしいざ変身すると前の記憶を失い、彼女らしさが無くなっ
たとして再び元に戻したいと考える。

大して感情移入するような間柄でもないのに、元の彼女が良か
ったと感じる辺りの早急な展開は日本のドラマの欠点といえば
欠点か。

タケルとスナコの関係もある意味中途半端で、設定としては
かなり微妙なものが有る。

茸を食べる食べる詐欺のように何度も食べようとする素振りを
見せ、その都度期待してみているまりたちをズッコケさせる
というのは面白いが、肝心のキスしているシーンを見ていない
のだから都合が良いところ。

変身したことで食事が不味くなり、それが不評で元通りにしよう
とする流れを作って割り切った方がある意味では潔いシナリオ
なのかもしれない。

あのストーカー集団の中に居たメガネっこは奥田恵梨華さん
だったのか。

高野恭平 …… 亀梨和也 (超短気でケンカ最強の乱暴者)
遠山雪之丞 …… 手越祐也 (明るく素直な感激屋)
中原スナコ …… 大政絢 (家事のスペシャリスト)
織田武長 …… 内博貴 (冷静で文武両道)
森井蘭丸 …… 宮尾俊太郎 (三度のメシより女が好き)
中原タケル …… 加藤清史郎 (中原美音の一人息子)
笠原乃依 …… 神戸蘭子 (大学生)
真一 …… 大杉漣 (コーヒー店マスター)
中原美音 …… 高島礼子 (恋愛至上主義、スナコの叔母)

まり …… 星野亜希 (恭平のストーカー)
みさ …… 奥田恵梨華 (ストーカー)
りえ …… 鈴木美恵 (ストーカー)
まさみ …… 伊藤麻実子 (ストーカー)
田中・セバスチャン・健太郎 …… 平泉成 (執事)

志保、花形綾沙

江上晶真、岩田明、浜田道彦、加瀬尊朗、高橋幸子、鈴木貴子

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system