ヤンキー君とメガネちゃん
(2010年4月期・TBS)

プロデューサー:北川雅一、杉浦美奈子
脚本:永田優子
音楽:延近輝之
演出:成麻畝子、吉田秋生、川嶋龍太郎

http://www.tbs.co.jp/yanmega/


第6話 退学なんて認めません
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生徒会が主催したコンテストによって男女交際率が上がり、
生徒会に対する支持率がアップする。花は大喜びし、この調子
で追試も受かりたいという。

花は大地と共に追試を受けに行くと、そこで宮城純という女性
に出逢う。大地はその人物がシャープペンを拾う姿を見て、
もしかすると入試の時にシャープペンを貸してくれた女性なの
かと考える。
純は容姿とは逆に追試でも出来ず、花と共に再追試を受ける
事になる。
花は純と一緒に生徒会室で追試の勉強を行う。そこで純が補欠
合格でなんとかこの学校に滑り込んだことを聞く。
追試と再追試の問題は同じなので答えは覚えるだけで良かった
が、二人とも解き方をきちんと覚えたいと、真面目に解法を
模索する。

大地は純に手を差し伸べられいつもの勘違いモードに突入。

純は勉強の途中だが突然帰るという。人には事情があるので
仕方がないと言うが、気がつけば和泉も早々に帰宅した事を
知る。

翌日担任から三者面談の紙が配られる。希望日を書いて提出
しろとするが、なんと和泉は珍しく授業中に居眠りして担任に
怒られる。

放課後、大地は純が一人で佇んでいるのを目撃。紙飛行機を
飛ばしている姿を見る。彼女が過ぎ去った後に紙飛行機を
拾ってみると、それは三者面談の紙だった。
翌日、純がアルバイトしているのが見つかり一週間の停学に
なる。春休みにもアルバイトが見つかり停学しているのを知る。

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追試の時に出逢った女性・宮城純。
大地は彼女こそが入試の時にシャープペンを貸してくれた本人
ではないかと疑っていく。

ドラマとしてはこれまでの展開の韻を踏んでいるものの、
内容としてはかなり散漫になった感じ。

当初から学校側と生徒側の思惑の違いや、校則に対する不条理
な一面を描き出して居れば、また違ったモノになったのかも知れ
ない。

大人でも間違える事があるとするキーワードがこのドラマの
転換点ではあったけど、その辺の大人の事情というものが
少々主張として弱く、家庭の事情を勘案すれば、酷な展開を
突きつけた格好だった。

もう少し生徒会としての活動を全面的に描き、校則を変えよう
とする努力を見せた方が展開としては良かったと思う。

折角出てきた石橋杏奈さんが一週で終わりとはちょっと寂しい。


品川大地 …… 成宮寛貴 (紋白高校2年生)
足立花 …… 仲里依紗 (紋白高校2年生)
和泉岳 …… 本郷奏多 (紋白高校2年生)
千葉星矢 …… 小柳友 (紋白高校2年生)
姫路凛風 …… 川口春奈 (花の後輩、"鮮血の女豹")
練馬青雲 …… 鈴木亮平 (バイクショップ経営、大地の友)
担任・堺 …… 皆川猿時 (担任の先生)
品川宙太 …… 古田新太 (大地の父、開業医)
品川聖 …… 堀ちえみ (大地の母)
品川海里 …… 大和田美帆 (大地の姉)
足立辰夫 …… 伊東四朗 (花の祖父)

2-A組
松山啓介 …… 中村倫也
桑名ユキ …… 上地春奈
柳川徹 …… 間宮祥太朗
橘サオリ …… 夏目鈴
高橋龍斗 …… 前川紘毅
塩田アユミ …… 菅野莉央
工藤拓也 …… 田村健太郎
西森愛 …… 指出瑞貴
岡村弘竜 …… 伊山伸洋
今西美穂 …… 優希
上田聡史 …… 藤井貴規
小泉圭太 …… 林瑞貴
土屋和人 …… 北村将清

小泉拓馬、川原田郁、森井健太、長坂美久江、海老沢瑞紀
青木都、五月女梨紗、山本真由

宮城純 …… 石橋杏奈


評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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