11人もいる!
(2011年10月期・テレ朝・金曜23時枠)

脚本:宮藤官九郎
演出:片山修、唐木希浩
ゼネラルプロデューサー:黒田徹也
プロデューサー:中川慎子、小池唯一
NICO Touches the Walls「バイシクル」 

http://www.tv-asahi.co.jp/11nin/ 




第4話 もう一人増えた気がする
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ソアラの妊娠が発覚し、サムの子供ではないことを聞かされ
彼に真実を話そうとするも、あまりの迫力に何も言えずにいた。
そんな中、サムに草野球に誘われる。
一方真田家では、ひょんな事から四郎が学校で虐められている
事を知る。しかし本人に尋ねても虐められているとの自覚が
なく、あくまでいじられキャラクターであると告げる。

クドカンドラマらしくやっぱり野球素材は欠かせないものが
有るのかと思わせるものが有った。

本人に自覚が無いのであればそれはそれで幸せな状態なのかも
知れないし、何よりもいじめっ子がいじめっ子に見えない所も
有っても、目の前の事実が切実に感じない一面が存在する所
が有った。

ドラマとして最も気になる所は、どういうきっかけで一男が
サムに事実を告白していくのかという点だ。
サムのこわさを散々強調する中で、送りバントしかしないに
もかかわらず熱心に素振りを繰り返す一男の行動がどのように
して繋がっていくのか。

才悟とメグミの関係は安定的な流れが存在していて、いつまで
も見ていたい感じの雰囲気が上手くできており、家族を繋ぐ
役割として上手く機能している。

キャラクターというものを気にしている作りは如何にもクド
カンっぽさが有り、漫画チックな展開そのものだけど、
ファミリー感が終始ホッコリとする形で描かれているので、
そんな展開にも安らぎを覚えてしまうものがあるな。

余談だけど、テレ玉で今週放送していたもっと熱いぞ!猫ヶ谷5話
に出てきた今回のヒロインの女性は、虐められている自分が惨めなので、
ウェイトレスの格好をして使いっ走りにされている事を意図的に
注文を受けている事に変換した事で、精神状態を保つ女性の姿だった。
このドラマの四郎は自分のキャラクターだと言うことで、現実逃避する姿
が有った。

真田一男 …… 神木隆之介 (18、長男)
真田実 …… 田辺誠一 (42、父・カメラマン)
真田恵 …… 光浦靖子 (38、母・料理人)
真田二子 …… 有村架純 (16)
真田三子 …… 金井美樹 (15、芸能人になりたい?)
真田四郎 …… 平岡拓真 (13)
真田五月 …… 赤石那奈 (12、デブ)
真田六助 …… 福島北斗 (10、双子)
真田七男 …… 福島海斗 (10、双子)
真田才悟 …… 加藤清史郎 (7、後妻の息子)
真田ヒロユキ …… 星野源 (33、実の弟、ママサンシャイン勤務)
メグミ…… 広末涼子

ダイナミックなパパ …… 皆川猿時
ダイナミックママ …… 川村エミコ
ダイナミック長男 …… 椎葉昌紀
ダイナミック長女 …… 松澤美妙
ダイナミック次女 …… 沙彩
尾女田先生 …… 小松和重 (一男の担任・湾岸高校)
鈴木ソアラ …… 野村麻純 (GSのスタッフ)
宇野 …… 竜星涼 (一男の同級生)
森園レイカ …… 阿部菜渚美 (グランプリ)
サム …… RED RICE (31歳、トヨタオサム)


奥山 …… 宮澤美保 (四郎の担任)
橋本ユウヤ …… 吉田翔 (四郎の友人)

一男の幼少期 …… 宮城孔明

岩本靖輝、田上よしえ、戸井悠太、チョロ松、森本武晴、萩原利久
橘敏輝、薄衣峻平、原昴希、高岡航大、坂本たかや、相馬大海
石坂志輝、白石泰大、西原信裕、安田蓮


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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