相棒 10
(2011年10月期・テレ朝・水曜21時枠)

脚本・輿水泰弘(1)、櫻井武晴(2)(4)(9)、太田愛(3)(10)
戸田山雅司(5)(6)(11)、徳永富彦(7)、吉沢良太(12)、宇田悠介
高橋悠也(13)
監督・和泉聖治(1)(10)、東伸児(2)(5)、近藤俊明(3)(4)(11)(12)
橋本一(6)(8)、田村孝蔵(7)(13)
プロデュース・伊東仁、西戸敦郎、土田真通
音楽・池頼広

http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/





第13話 藍よりも青し
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神戸と右京はレストランで取引される拳銃の密輸事件に於いて
組織犯罪対策五課の角田から頼まれ、張り込みする。
無事取引現場を押さえて逮捕するが、角田は堂島組の関与を
証明する物証が欲しいという。
一方で米沢が担当していた真壁義雄死亡事件は、自殺として
処理されようとしていたが、右京は捜査資料を見て、遺書と
して書いたPCのキーボードに付着していた指紋が不自然である
事に気がついていく。

冒頭の組対五課と今回の産廃業者との一件での繋がりには
少々強引な物が有ったけど、伝統を守ろうとする女性の守ろ
うとすべきものの中に、伝統技術だけでなく不法就労問題が
関わってきたり、染色技術の中に汚染物質の存在があったり、
また跡継ぎの息子の問題があったりと、上手く真相が分かり
づらい様な流れがあった。

正直、葛巻彩乃の息子・修一の犯行によって、母親がそれを
庇っているのかと思って見ていたけど、庇っている相手は
全く違う国の人物だった。

日本での伝統文化の継承が難しくなり、東南アジアへと技術
が推移していくところなど、先日のタイでの洪水騒ぎの事を
思い出す作り。部品製造に於ける技術者が既に日本には無く
タイから一時的に日本に呼び戻すといった処置が執られた
事があったよね。

反対派の市議があれだけ詳しく調査しているにもかかわらず、
不法就労者の存在を知らなかった時点で、一気に容疑の目を
向けさせるという展開は良くできていた。

しかし首に巻かれた跡を見る限りでは、今回米沢が自殺だと
判断してしまった辺り、ちょっぴりあり得ない感じが有った
かもしれないね。

杉下右京 …… 水谷豊 (警視庁・特命係)
神戸尊 …… 及川光博 (警部補・特命係)

伊丹憲一 …… 川原和久 (警視庁刑事部捜査第一課員)
三浦信輔 …… 大谷亮介 (警視庁刑事部捜査第一課員)
米沢守 …… 六角精児 (鑑識課)
角田六郎 …… 山西惇 (組織犯罪対策五課)
内村完爾 …… 片桐竜次 (警視長)
中園照生 …… 小野了 (警視正)
大河内春樹 …… 神保悟志 (警察庁長官官房室長)
芹沢慶二 …… 山中崇史 (捜査一課。伊丹の後輩)
大木長十郎 …… 志水正義 (組織犯罪対策部)
小松真琴 …… 久保田龍吉 (組織犯罪対策部) 
月本幸子 …… 鈴木杏樹 (元暴力団組長愛人、出所)


葛巻彩乃 …… 梶芽衣子 (草木染め工房"縁"の職人)
真壁義雄 …… 原田文明 (50歳、産廃工場・社長)
郷田節子 …… 円城寺あや (産廃工場反対派住民)
瀬野太一 …… 中村圭太 (産廃工場・社員、第一発見者)
早坂圭一 …… 武発史郎 (市議会議員)
ソパート …… アベディーン・モハメッド (カンボジア人)

山崎栄、雨音めぐみ、友部康志、堀田勝、鈴木コウヤ、森山将史


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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