相棒10
(2011年10月期・テレ朝・水曜21時枠)

脚本・輿水泰弘(1)、櫻井武晴(2)(4)(9)(15)、太田愛(3)(10)
戸田山雅司(5)(6)(11)(16)、徳永富彦(7)(14)、吉沢良太(12)
守口悠介(17)、高橋悠也(13)
監督・和泉聖治(1)(10)(15)(16)、東伸児(2)(5)(14)
近藤俊明(3)(4)(11)(12)(17)、橋本一(6)(8)、田村孝蔵(7)(13)
プロデュース・伊東仁、西戸敦郎、土田真通
音楽・池頼広

http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/





第18話 守るべきもの
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神戸と警察学校で同期だった土方が銃弾を受けて死亡する。
彼は要人警護官SPの任務に携わるほどの人物だったが、あると
き突然その仕事に恐怖を感じて辞めたのだという。しかし
そんな彼はなぜか民間警備会社で、似たように警護の仕事を
していた事を知る。そして今回の死の直前にも彼は対象者から
背を向けて逃げたというが・・・

冒頭からCGが使われるような銃弾の流れが有ったので、相棒
らしくないと思わせつつ、内容は殺害された事件の捜査ばかり
でなく、一人の男の人物像に迫るという事で、特命係っぽい
所が有ったのかもしれない。

周りからの自分の評判を落としてでも自分の信念・心情を貫く
男性の姿が、捜査が進行していく事に明らかにされていくという
事で、なかなか面白く演出されている。

金の流れを調べれば全ての悪事は明らかにされるとばかりに、
実態が浮かび上がっていく様。そして今時の事情を考慮すれば
監視カメラの映像は欠かせないものが有り、監視カメラの映像の
中から色んな事が判明していくところは面白く出来た所だった。

あらゆる所に金が絡んでいて、世知辛さを演出する反面、
こんな昔気質の男性が存在していたとする辺りがまた何とも
言えないものとして写る。

研究者の男性がアメリカ行きを考えていた事の一つの中に、
娘のゆみこが渡米する事も含まれていたのだろうか。

杉下右京 …… 水谷豊 (警視庁・特命係)
神戸尊 …… 及川光博 (警部補・特命係)

伊丹憲一 …… 川原和久 (警視庁刑事部捜査第一課員)
三浦信輔 …… 大谷亮介 (警視庁刑事部捜査第一課員)
米沢守 …… 六角精児 (鑑識課)
角田六郎 …… 山西惇 (組織犯罪対策五課)
内村完爾 …… 片桐竜次 (警視長)
中園照生 …… 小野了 (警視正)
大河内春樹 …… 神保悟志 (警察庁長官官房室長)
芹沢慶二 …… 山中崇史 (捜査一課。伊丹の後輩)
大木長十郎 …… 志水正義 (組織犯罪対策部)
小松真琴 …… 久保田龍吉 (組織犯罪対策部)
月本幸子 …… 鈴木杏樹 (元暴力団組長愛人、出所)

土方勇作 …… 合田雅吏 (41歳、イージス警備)
泊真一 …… 今井朋彦 (ヨツバ化学工業)
鷲尾啓介 …… 佐藤裕 (ヨツバ化学工業)
三橋卓也 …… 手塚とおる (NPO法人"日本丸")
ゆみこ …… 沼倉花菜 (泊の娘、マフラー)
宮里 …… 大下源一郎 (SP、土方の元同僚)
新見 …… 矢嶋俊作 (イージス警備会社)
志村 …… 石井マサト (グローバルエネルギー社・社長)
宮田 …… 江戸川卍丸 (NPO法人"日本丸")

圷真樹

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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