バラ色の聖戦 (2011年7月期・テレ朝日・日曜23時枠) 原作：こやまゆかり『バラ色の聖戦』（講談社Kiss連載中） 脚本：旺季志ずか 演出：麻生学(1)(2)、樹下直美 ゼネラルプロデューサー：横地郁英 プロデューサー：飯田爽、菊池誠 主題歌：加藤ミリヤ「RAINBOW」 http://www.tv-asahi.co.jp/barasen/

第2話 主婦モデル大変身!撮影会デビューの罠!!脱がされた女…
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母親としてだけの人生は考えられないとした真琴は、自分の人
生を充実させることが家族の幸せに繋がると考え、モデルの仕事を
本格化させようとする。しかし彼女の前に立ちふさがる数々の
難題が真琴の価値観を揺るがしていく。

短いスパンのドラマなのに、プロのモデルとは何なのかという
事に今更ながら気がついても良いのか?という感じがするけど、
主婦の世界だけで生きてきたものが、突然モデルの世界に足を
踏み入れるという事で、現場で見せる主婦感覚の天然ぶりには
新鮮なリアクションなども含めて興味深い物が有るし、自分的
には社長の川瀬まどかと似たような視線で真琴の事を眺めてい
る様な気がする。

家庭でもムカつく夫が居る中で、モデルの世界に於いても
気を許せる所がなかなか見つからず、辛い言葉を投げかけられ
ても、食らいついていく真琴の姿を素直に応援したくなる内容
だ。

モデルの世界は光り輝く世界そのものだと思っていたイメージ
とはほど遠い現実が目の前に突きつけられ、家族に迷惑を
かけてまですべき仕事なのか悩んでみたり、クライアントの
要求を断る事の出来る真琴の認識・決意の甘さも確かに苛立つ
要素ではあるけれど、夫を見返したい気持ちだったり世間から
の常識を覆そうとしている彼女の頑張りに暫く付き合ってみたく
なるような流れだった。

浅野宏輝とかイケメンの男性が心の拠り所になってくれる
だけでもその世界に身を投じた甲斐が有ったという物か。
美鈴も優しくて真琴とは気が合うようだけど、所詮はモデル
同士の付き合いなので、何処で裏切られたりするのか気が抜け
ない所があるかな。

モデル役の一人に仲間リサさんがクレジットされているのが
嬉しいな。