バラ色の聖戦
(2011年7月期・テレ朝日・日曜23時枠)

原作:こやまゆかり『バラ色の聖戦』(講談社Kiss連載中)
脚本:旺季志ずか
演出:麻生学(1)(2)、樹下直美
ゼネラルプロデューサー:横地郁英
プロデューサー:飯田爽、菊池誠
主題歌:加藤ミリヤ「RAINBOW」

http://www.tv-asahi.co.jp/barasen/





第3話 ついにのし上がる主婦!!戦場はファッションショーモデル界バトルロイヤル
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真琴はモデルとしてトレーニングし、そしてプロフの写真で
も有るコンポジを作成した事で、いよいよモデルとしての活動
を開始する。初めての仕事は、川崎市民フェスティバルの仕事
だった。仕事を理解しない夫に、真琴はその目で見て判断して
欲しいと告げるが・・・

夫がこれでもかというくらい妻の仕事にネガティブキャンペーン
を張る中で、真琴は良いところを見せようとして空振り、
プロのモデルとしての失格の烙印を押される。しかし浅野の助
けも有ってモデルの存在とはどういうものなのかを掴んでいく。

厳しい世界である事を描くために、方々から真琴に対する敵対
する勢力が台頭している感じ。

真琴の今の状況に対して、色んな否定的立場の意見や、肯定的
立場の意見を取り入れて、上手く葛藤を起こさせている辺りは
良くできた内容だった。

真琴を嫌う理由や否定されるべき理由の中に年齢の問題が有った
り、プロ意識の問題だったり、夫や家庭に守られている主婦の
立場だったりする中で、そんな主婦の立場を安住の地としたく
無い真琴の気持ちが最も色濃く表れる様描かれている。

紗良の意図的な意地の悪さが目立つ物の、やはりそれ以上に
醜く見えるのは、夫・敦司のやり口だ。
真琴の両親にさりげなく真琴のしている事を非難し、自分が正しい
事を誘導するような語り口で相手の立場をなくさせたり、子供を使って
今の仕事を辞めさせようとする所など、なんとも小狡い。
そんな夫の主張の中にも一理あるのではないかと思わせる主張
の仕方が何とも展開を複雑にしているし、自分のことしか考え
ていないであろう夫の中にエゴを感じていく。

銀行員の妻はモデルをしていると立場が悪くなる物だろうか?
同僚の妻達に羨望の目で見られる自分の妻の事を誇らしくは感じ
ないのだろうか。自分中心で回りすぎている夫では有るが、最後に
まどか社長が収入が無いウチは趣味の領域だという事で、上手く
真琴自身にも奮起を促していると思う。

三木真琴 …… 吹石一恵 (30歳)
中西紗良 …… 芦名星 (28歳)
三木敦司 …… 長谷川朝晴 (35歳)
三木愛理 …… 渡邊このみ (6歳)
三木雄一郎 …… 渡邊一功 (2歳)
星野進 …… 井上順 (63歳)
星野麻美 …… 秋田真琴 (真琴の妹)
星野智子 …… 銀粉蝶 (母)

浅野宏輝 …… 要潤 (29歳、カメラマン)
田宮茜子 …… 滝沢沙織 (30歳、トップモデル)
桐嶋信輝 …… 池田鉄洋 (40歳、美生館の御曹司で副社長)
伊藤憲和 …… 森本亮治 (ファッション誌「GLAMOROUS」編集者)
YUKIKO …… IKKO (ヘアメイクアップアーティスト)
ヒロ …… 山咲トオル (ウォーキング講師)

中西紗良 …… 芦名星 (28歳、所属モデル)
美鈴 …… 松本莉緒 (28歳、所属モデル)
タカコ …… 杉岡愛子 (20歳、所属モデル)
リカ …… 仲間リサ (22歳、所属モデル)
レイ …… AKEMI (28歳、所属モデル)
川瀬まどか …… 夏木マリ (52歳、ウェイブエージェンシー社長)

由香里 …… 阿南敦子 (ママ友)
英子 …… 吉沢梨絵 (ママ友)


佐野 …… 羽場裕一 (敦司の上司)
牧 …… 椿姫彩菜 (cubeのデザイナー)
明日香 …… 水沢奈子 (YK服飾専門学校・生徒)

佐藤もみじ、内藤千紗、小野麻亜美
竹尾一馬、本城くれは、佐竹海莉(ナレ)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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