バラ色の聖戦
(2011年7月期・テレ朝日・日曜23時枠)

原作:こやまゆかり『バラ色の聖戦』(講談社Kiss連載中)
脚本:旺季志ずか
演出:麻生学(1)(2)(5)、樹下直美(3)(4)
ゼネラルプロデューサー:横地郁英
プロデューサー:飯田爽、菊池誠
主題歌:加藤ミリヤ「RAINBOW」

http://www.tv-asahi.co.jp/barasen/





第5話 最終章!!さらば天才主婦モデル!!夫か夢か今夜全てが
決着…!!

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紗良の策略によってモデルとしての仕事を閉め出されそうに
なる真琴だが、デザイナーの黒田に与えたインパクトは予想
以上に大きく、今度のショーでは真琴をメインとして使いたい
との連絡を受ける。同時に夫の敦史も銀行の営業に於いて
大口の顧客を獲得しようとしていたが・・・

ドラマは主婦がモデルをすることへの風当たりの強さが
方々から描かれた話だった。夫がそんな妻を嫌うだけでなく、
紗良にとっても主婦とモデルの両立が、生ぬるく感じてしまう
理由として、家庭の事情・母親からの愛情に飢えた一面を
描くことで、モデルとして固執する姿に理由付けを行う。

真琴のストレスは即視聴者のストレスにも直結している様な
ドラマだ。夫の言い分、紗良の言い分に見ている方としても
ストレスフルな展開だし、逆に真琴がそんなにあっさりと
認められていく所など、ドラマとはいえ違和感が存在する。

何より夫の妻に対する態度を見てしまうと、夫の職場での
苦労というのがなかなか伝わってこず、嫌みな夫の姿に、
家庭を顧みる気持ちが完全に相殺されて、真琴ばかりが不利
益を受けているような感じてしまう。

夫が妻に求めている物の中に純粋さというものが感じられず、
どうしても自分のエゴを他人に押しつけているだけにしか
見えない。昔気質の一家の大黒柱は男である自分にあり、
家庭は妻が守る物だとする信念が有るのかも知れないけど、
妻に対する態度は嫌悪感を抱くほどだ。
そんな夫が何よりも家庭を思っており、妻子に頼られる事で
頑張れると言われても、とってつけたような理由にしか感じ
られないところは何とかして欲しい。

銀行というのは、そんなに妻がモデルという職業にいると
不都合があるのだろうか。相手の社長もビール会社の人みたい
だけど、妻がモデルであるならば、それを利用したい気持ち
にならないのか。

妻がモデルという理由だけで、担当を百城に変える方が信用は
出来ないけど、ドラマとしてはなるべくしてなった形か。

三木真琴 …… 吹石一恵 (30歳)
中西紗良 …… 芦名星 (28歳)
三木敦司 …… 長谷川朝晴 (35歳)
三木愛理 …… 渡邊このみ (6歳)
三木雄一郎 …… 渡邊一功 (2歳)
星野進 …… 井上順 (63歳)
星野麻美 …… 秋田真琴 (真琴の妹)
星野智子 …… 銀粉蝶 (母)

浅野宏輝 …… 要潤 (29歳、カメラマン)
田宮茜子 …… 滝沢沙織 (30歳、トップモデル)
桐嶋信輝 …… 池田鉄洋 (40歳、美生館の御曹司で副社長)
伊藤憲和 …… 森本亮治 (ファッション誌「GLAMOROUS」編集者)
YUKIKO …… IKKO (ヘアメイクアップアーティスト)
ヒロ …… 山咲トオル (ウォーキング講師)

中西紗良 …… 芦名星 (28歳、所属モデル)
美鈴 …… 松本莉緒 (28歳、所属モデル)
タカコ …… 杉岡愛子 (20歳、所属モデル)
リカ …… 仲間リサ (22歳、所属モデル)
レイ …… AKEMI (28歳、所属モデル)
川瀬まどか …… 夏木マリ (52歳、ウェイブエージェンシー社長)

由香里 …… 阿南敦子 (ママ友)
英子 …… 吉沢梨絵 (ママ友)


佐野 …… 羽場裕一 (敦司の上司)
黒田洋介 …… 戸次重幸 (デザイナー)
岡崎玉枝 …… 黒田福美 (紗良の母)
百城修 …… 坂本真 (銀行員)
桐嶋信明 …… 加島潤 (信輝の父親。美生館社長)
桐嶋ひろ子 …… 井口恭子 (信輝の母親)
岡崎健一郎 …… 越村公一 (紗良の父親、タクシー運転手)
藤井 …… 大鷹明良 (エビヤビール専務)
長居彩子 …… 佐藤もみじ (みずの銀行、紗良を見て喜ぶ)
愛 …… 内藤千紗 (みずの銀行)
下村 …… 古澤蓮 (みずの銀行、敦司の部下)

佐竹海莉(ナレ)

小島康志、森祐佳、小関健太郎、宮脇友輔、前田有紀(アナ)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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