ビターシュガー
(2011年10月期・NHK・火曜23時枠・よる☆ドラ)

原作 : 大島真寿美「ビターシュガー」「虹色天気雨」
脚本 : 今井雅子
音楽 : 田中拓人
演出・西谷真一
主人公:矢井田瞳「間違いだらけのダイアリー」

http://www.nhk.or.jp/drama/bittersugar/
http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/24000/91314.html





第8話 周回おくれの女 / どうする?別れの決断
--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

旭は市子の帰りを待ち彼女の写真を撮った後に旅に出る。
二ヶ月経っても旭からは何の連絡もない中で、市子は仕事を
数多くこなすことで、心の隙間を埋めていた。

三者三様の道を歩む中で、徐々に過去の柵から抜け出しつつ
ある三人の女性。しかし市子だけは、未だに迷走している事が
描かれた。

結婚・出産のボーダーラインが迫る中で、女性としてどのよう
に生きるのかを考えていく。

奈津のエピソードの絡みで美月の姿を見てしまうと、自分に
子供が欲しくなる様な流れだったし、みんなが家族みたいな
流れを見てしまうと、逆に別に家庭を持つ必要も無いのでは
ないかと思ってしまう。

娘が不安に思っていた事を母親が行動によって示したことで
上手く二人の絆を再確認して、未来に向けた関係が築けている
し、三宅組などを含めたこういう人間関係ってなかなか作りた
くても作れなかったりするんだよね。

期待するから辛いものだけど、期待出来る物があるからこそ
頑張れる一面も存在する。他人や自分に期待しなくなったら
人間生きている事を実感できるのかと。

いよいよ耕太朗を取るのか旭を待つのかの選択が訪れそうだ。
期待することを辞めて現実的な流れを市子は選んでいくのかな。

江島市子 …… りょう (映画ライター)
橋本まり …… 和久井映見 (ウィンドウ・ディスプレー・デザイナー)
五十嵐奈津 …… 鈴木砂羽 (元モデル)
五十嵐憲吾 …… カンニング竹山 (夫、房恵と不倫?)
岩本耕太朗 …… 袴田吉彦 (市子の元彼、一年前別れる)
飛沢旭 …… 忍成修吾 (カメラマン、まりと付き合う)
五十嵐美月 …… 荒川ちか (娘)
辻房恵 …… 井上和香 (市子らの友人)
三宅拓巳 …… 豊原功補 (カメラマン)
江島浩子 …… 山口果林 (市子の母)
内藤真治 …… 東儀秀樹 (照明器具販売、まりの知人)
土方 …… ジョニー吉長 (カメラマン)
小糸 …… 中村静香 (デザイン会社経理)

写真の中の市子 …… 松浦りょう
写真の中のまり …… 田中梨花
写真の中の奈津 …… 指出璃貴


川崎ジュン …… 古川雄輝 (小糸の夫)
小学生 …… 新田海統


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

inserted by FC2 system