ビターシュガー (2011年10月期・NHK・火曜23時枠・よる☆ドラ) 原作 ： 大島真寿美「ビターシュガー」「虹色天気雨」 脚本 ： 今井雅子 音楽 ： 田中拓人 演出・西谷真一 主人公：矢井田瞳「間違いだらけのダイアリー」 http://www.nhk.or.jp/drama/bittersugar/ http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/24000/91314.html

第9話 運命の人 / これってプロポーズ？
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市子は突然耕太朗と町中で再会する。
辻房恵との結婚に対して祝辞を述べようとするが、耕太朗は
辻は別の男性と結婚したことを告げ、子供の父親も自分では
無かったことを語る。

結婚、出産のリミットを感じた女性が状況を見失い、自分の
事ばかりで相手のことを考えていなかったとする様な感じ
だけど、確かに子供の居る家庭を築きたい人にとっては、
焦る気持ちもよく分かる。

単なる男女の好き嫌いの関係から、子供・家庭の事も念頭に
入れた関係ともなると急に責任感が生まれて、より気持ちが
複雑になるのも分かるけれど、そういう気持ちのすれ違いも
コミュニケーションの不足が招いている感じだね。

月9に於いても男女が子供を持つタイミングを見誤ることで
男女の関係、そして家庭の形が崩壊していく物語が含まれて
いるし、もう少しギリギリになるまでに、将来設計に関しては
話し合うべきものだと実感させられるものがあったな。

辻房恵のやり方には流石に同調出来ないものが有るが、取り
あえず最悪の結果にならなくて良かった。幾ら子供を愛して
くれる人が父親だとか、元々夫婦も別人だとするけど、別人
の子を黙って父親のようにするのとでは訳が違うしね。

一度タイミングのズレた男女の関係は修復することが可能
なのか。それとも試練を乗り越えた分絆が深まっていくのか。
最終話を楽しみにしてみよう。