僕とスターの99日 (2011年10月期・フジ・日曜21時枠) 脚本 - 武田有起 音楽 - 小西香葉、近藤由紀夫 企画統括 - 成河広明 企画 - 成田一樹、太田大 プロデュース - 千葉行利、大久保智己 演出 - 国本雅広、大久保智己 http://www.fujitv.co.jp/99days/index.html

第5話 約束を守れなかったキケンな二人…夢が、星が、遠く引き裂く
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ドラマ「白い記憶」の初回がいよいよオンエアーする中で、
橋爪を殴ったテソンは、彼から慰謝料の300万円を払わなければ
告訴すると言われる。テソンは断るが、橋爪はそれを芹沢に
話したことで彼女はもみ消すために金を払うことにする。

子供の存在があることで、男女の恋愛の生々しさというものが
希薄化されて、上手いことユナと航平の逢う口実にはなっているが、
相変わらず各々のキャラクターたちは、「元気」と「声を張る」事を
第一に、自分の気持ちをただ主張しているだけという印象し
かなかった。

それでもこれまでの関わり合いの中で、航平の存在感をユナ
の中に埋め込んでいることもあって、別れという言葉自体に
妙な名残惜しさを感じるのも事実であり、殆ど捻りや特別な
演出こそないものの、互いの気持ちを確かめる上でも警備員
を辞める辺りは上手く機能していると思う。

テソンの件は必要なのかどうかイマイチよく分からない要素
だが、弟からお墨付きを貰ったことで恋愛として障壁の一つ
は取り払われた感じ。
高鍋の行動がコメディとしての機能を果たしているウチは
それなりに面白いと思うが、最早蚊帳の外といった感じは
否めず、ライバルとしては相当弱い。

今後は群馬の天文台に言ってしまった航平とユナがどのよう
にして会う機会を作るのかが問題だね。