僕とスターの99日
(2011年10月期・フジ・日曜21時枠)

脚本 - 武田有起
音楽 - 小西香葉、近藤由紀夫
企画統括 - 成河広明
企画 - 成田一樹、太田大
プロデュース - 千葉行利、大久保智己
演出 - 国本雅広、大久保智己

http://www.fujitv.co.jp/99days/index.html





第6話 背を向けたフタリ…もう元には戻れない!星空の下涙のエール
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航平は夢だった天文台への就職のために面接に訪れる。
その後を追って来たユナは、航平が天文台で親しそうに話して
いる後輩の女性・梢の姿を見てしまう。
諦めて東京に戻ろうとするが、電車待ちの間に航平が以前に
話していた美雪ヶ原での星空が見てみたくなり、寄り道する
事になるが・・・

後付のようにして出てきた梢と航平の姿を見せて、ユナを
嫉妬させる。航平と同じ趣味で気が合う相手の登場、夢が叶い
そうな事が目の前で起きようとしている現実に、ユナの気持ち
を複雑にするだけでなく、航平側にもユナとの関係を維持すべき
かどうかの葛藤のシーンを描いたものだった。

まぁこういうノリが好きな人も居るだろうし、田舎ののどかな
映像美は有る程度堪能できた感じ。実際お気楽感が有って
見やすい感じは常に受ける。

ただ気の利いた恋愛ドラマという感じが全くしないし、
90年代に使い古されたような展開を見せられている感じがして
特にこれと言った感じがしないのは残念。星のネタも実にあっ
さりとしたもので、夜の光景よりも昼間の田舎の光景の方が
寧ろムードあるシーンとして描かれている所がある。

そして桃ちゃんにやっぱり踊らせない方が良いな。
テソンの存在が話題性だけを求める様な使われ方しかしてい
ないので、ユナとの繋がりが発覚した途端に、ほぼドラマと
しての利用価値が無くなってしまっている所も残念だ。もう少し
桃との絡みで上手く利用できるような流れを作ってあげれば
良かったんだけどね。

ユナや高鍋が芸能人だという設定があまり上手く使われてい
ないし、ユナが全く知らない土地をズカズカと計画も無しに
歩いていく描写に果たして現実味を感じるかどうか。

並木航平 …… 西島秀俊 (警備員)
ハン・ユナ …… キム・テヒ (韓国の俳優)
並木桃 …… 桜庭ななみ (娘)
芹沢直子 …… 朝加真由美 (ユナの事務所の社長)
並木雪子 …… 生田智子 (航平の妻)
近藤保 …… 石黒英雄 (警備会社)
夏目純吉 …… 古川雄輝 (高鍋の付き人)
三枝恵実子 …… 倍賞美津子 (警備会社社長)
橋爪和哉 …… 要潤 (カメラマン)
高鍋大和 …… 佐々木蔵之介 (俳優)

テソン …… テギョン (黒服"JUSTIN")
沼田光代 …… 片桐はいり (たこ焼き屋、大家)
並木菫 …… 石橋宇輪 (娘)
並木蓮 …… 椙杜翔馬 (息子)
チョン・ヒジン …… 韓英恵 (付き人)
三上百合子 …… 彩也子 (ドラマスタッフ)


熊田梢 …… 加藤あい (天文学者)
熊田妙子 …… 梅沢昌代 (梢の母)

井之上隆志、松本じゅん、新井量大、水森コウ太
邱太郎、磯秀明、登嶋絵美子


評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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