ブルドクター
(2011年7月期・日テレ・水曜22時枠)

脚本:橋部敦子
音楽:梅堀淳、RIKU、榊原大
演出:久保田充(1)(2)(3)(6)、長沼誠(4)、本間美由紀(5)
医事監修:岩瀬博太郎
チーププロデューサー:田中芳樹
プロデューサー:戸田一也、国本雅広、大塚英治
「Far As The Sky」 / CHARICE

http://www.ntv.co.jp/bull/index.html





第6話 復讐!誘拐犯の標的は解剖医
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珠実に突然脅迫状が届く。
過去珠実が解剖して導き出した死体検案書が間違いであると
主張する遺族からのもの。父は決して自殺するような人ではな
く、約束を破ることはしないという晃彦は、自殺ではなく他殺
と書き直せと要求し、珠実の息子・康介を誘拐していく。

今回もまた前回同様、起こりうる解剖医としてのリスクある
行動が描かれ、子供と仕事の間で揺れ動く珠実の難儀な一面
が描かれる。

遺族に納得させるまで責任説明が生じるのは、解剖医としての
範疇なのか、それとも警察官としての範疇なのか。

解剖自体に重きを置かずに、解剖医としての活躍を別の角度
から描き出し、死の真相を上手く導き出す。
展開自体はとんでもない状況が訪れたけれど、シナリオとして
のバラエティ性が上手く現れていて、飽きない作りになってい
た。

知佳が悩んでいる自らの刑事としての適性の問題も、この
シナリオを上手く処理していくことで、自然と感じる流れに
なっているし、既に焼却された遺体からどのようにして自殺
であることを導いていくのかという点で、興味深い展開に
なったと思う。

ドラマを見ていれば誘拐犯に妹がいるという時点で、安易に
息子に手を掛けないであろう事は分かるし、その辺は安心して
見ていられたかな。

密かに動き始めた名倉は、武田教授に何を求めているのか。
その辺は今後とも気になる点だね。

大達珠実 …… 江角マキコ (上都大・特任准教授)
釜津田知佳 …… 石原さとみ (武蔵警察署)
名倉潤之助 …… 稲垣吾郎 (上都大・准教授)
武田美亜 …… 志田未来 (上都大・学生)
成海耕平 …… ブラザートム (法医学)
松岡あやめ …… さくら (法医学)
藤村春輔 …… 大野拓朗 (法医学)
大達康介 …… 青木綾平 (珠美の息子)
和泉浩二 …… 池田成志 (刑事・課長・知佳の上司)
神岡善彦 …… 阿南健治 (刑事・知佳の同僚)
八代健吾 …… マギー (法医学)
大達高広 …… 市川亀治郎 (珠美の夫・外科医)
中川瑞江 …… 市毛良枝 (珠美の母、書道教室)
武田伸生 …… 小日向文世 (上都大・教授、病気?)

山崎画大、今里真、宮寺智子、小野明日香、工藤えみ


柳田晃彦 …… 入江甚儀 (兄)
柳田舞子 …… 藤本七海 (妹)

佐藤一平中村久美小林隆ゆき井村空美牧野ステテコ南好洋窪寺昭香川夏山里康里野貴葵


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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