CONTROL 犯罪心理捜査 (2011年1月期・フジテレビ・火曜21時枠)

CONTROL 犯罪心理捜査
(2011年1月期・フジテレビ・火曜21時枠)

脚本：寺田敏雄
音楽：井筒昭雄
編成企画：鹿内植
演出：村上正典、佐藤源太
プロデュース：貸川聡子
アソシエイトプロデュース：小椋久雄

人間心理と行動分析を武器に事件を解決に導くプロファイリングドラマ。
凶悪でずる賢い犯罪者との間で捜査を担当する女刑事は心理学教授の手を借りながらも事件を解決に導いていくもの。

http://www.fujitv.co.jp/control/index.html

【登場人物】

瀬川里央 …… 松下奈緒 (捜査係分室・室長)
南雲準 …… 藤木直人 (稜南大学・心理学教授)
寺西景 …… 横山裕 (警部補)
岩崎幹也 …… 北村有起哉 (警部)
香坂美奈 …… 臼田あさ美 (鑑識課・写真班)
木下由紀夫 …… 佐藤二朗 (鑑識課・課長)
江藤真人 …… 与座嘉秋 (警部補)
安斉千尋 …… 奥村佳恵 (文学部心理学科3年)
小坂橋正次 …… 勝村政信 (警視)
杉浦幸造 …… 泉谷しげる (警部補)

【ストーリー】

第1話	2011年1月11日	女刑事と偏屈教授がタッグ!顔は真実を隠せない熱血女性刑事の瀬川里央(松下奈緒)と偏屈な心理学教授の南雲準(藤木直人)が、コンビを組んで難事件の解決に挑む。脚本・寺田敏雄、田辺満ほか、演出・村上正典、城宝秀則。東京・大井町署に勤務する刑事・里央(松下)は、1カ月追い続けた犯人を発見するが、追い掛けた先で銃弾に倒れてしまう。2カ月後、復帰した里央は凶行犯捜査課に新設された分室に配属される。課長の小板橋(勝村政信)や杉浦(泉谷しげる)は里央が室長に任命されたと伝えるが、一緒に任務に当たるのは、大学の心理学教授・南雲(藤木)しかいなかった。そのころ、捜査課では通り魔事件をめぐって捜査員たちが駆け回っていた。被害者3人は振り込め詐欺グループの仲間で、金の取り分について最近、もめていたことが分かる。捜査課が行方不明のリーダーを捜索する中、南雲は里央に、ある人物に会いたいと言いだす。	18.4
第2話	2011年1月18日	女教授殺害予告!守りたい嘘里央(松下奈緒)は南雲(藤木直人)を迎えに、大学を訪れる。二人は学内で、テレビのコメンテーターとしても活躍している教授・梶間(とよた真帆)が殺害された現場に遭遇。梶間は鋭利な刃物で7カ所も刺されていて、犯人は相当な返り血を浴びているはずだが、目撃者が一人もいない。そんな中、1カ月前からインターネットの掲示板に、梶間の殺人予告ともとれる文章が書き込まれていたことが分かり、書き込みをしたのが小柳(柄本佑)だと判明する。小柳は素直に任意同行に応じるが、取り調べでは何も答えようとしない。やがて、里央や南雲、待機していた寺西(横山裕)らの元に、小柳が犯行を自供したという知らせが入る。	15.2
第3話	2011年1月25日	子供の心理と消えた犯人の謎里央(松下奈緒)は、小学校4年生の江美里(笠菜月)が学校のプールに落ちて亡くなった事件の捜査を担当する。現場では友人3人が江美里をプールに落とした男を目撃していて、その男は警備員の韮崎(でんでん)も襲って逃げていったという。捜査が進むにつれて情報が集まってくるが、南雲(藤木直人)は犯人の逃走経路に疑問を抱いていた。そんな中、小板橋(勝村政信)の元に、男が見つかったという連絡が入る。男は過去にも女子小学生へのストーカー行為を行った経歴があり、アパートへ向かった岩崎(北村有起哉)たちが彼を確保する。韮崎の証言もあって事件は解決に向かうと思われたが、南雲と杉浦(泉谷しげる)は納得ができない。	13.8
第4話	2011年2月1日	心理学者対決!!交換殺人の罠里央(松下奈緒)や南雲(藤木直人)たちは、檜山(猪狩賢二)という男性が何者かに殺害された事件を捜査する。檜山の高校時代の同級生で、会社の部下でもあった宮田(尾上寛之)が容疑者として浮上。宮田は学生のころから檜山にいじめられ、会社でもばかにされていた。動機も十分であることから、岩崎(北村有起哉)たちが任意同行を求めに彼の部屋を訪れる。宮田は路上に逃げ出すが、その先にいた里央に投げ飛ばされて捕まる。取り調べの結果、宮田は犯行を否認。宮田は犯行時間、ファンであるアイドルグループのオフ会に参加し、アイドルとファンたちと一緒にカラオケに行っていたことが判明する。けんか沙汰まで起こしていたため、アリバイは完璧だった。しかし、南雲はアリバイが完璧過ぎることが気になる。	12.0
第5話	2011年2月8日	崩された100%のアリバイ宮田(尾上寛之)が侵入した民家から、女性の遺体が見つかった。宮田は窃盗目的で侵入しただけだと供述するが、檜山(猪狩賢二)殺しの件で彼を尾行していた里央(松下奈緒)は納得できない。被害者である倫子(浦田麻緒)の夫・窪塚(二階堂智)は妻に男友達が多かったと語るが、宮田のことは知らないと証言。南雲(藤木直人)も、宮田と窪塚が互いの存在を知っていたという決め手がなかった。また、これまでのデータから、窪塚が宮田の殺したかった男・檜山を殺害し、代わりに宮田が窪塚の妻・倫子を殺害したという仮説が立てられるが、倫子は宮田以外の人物に殺害されていた。捜査が行き詰まる中、里央は吾妻(原田泰造)の依頼で作られた、完全犯罪を伝授するサイトの存在を突き止める。	13.3
第6話	2011年2月15日	容疑者が死亡!?父と娘の誓い里央(松下奈緒)の元に、マンションの一室で大学生・智美(田井中美佳)の絞殺体が見つかったという連絡が入る。智美は、塾講師のアルバイトから帰宅後に被害に遭った。現場の状況から、暴行目的の通り魔的犯行か、怨恨(えんこん)による殺人かに絞られる。小板橋(勝村政信)に見解を求められた南雲(藤木直人)は、帰宅直後に狙われたことから、被害者の行動パターンを知る人物の可能性が高いと語る。南雲の見解に沿って捜査を進めるうち、ある男が重要参考人として浮上する。しかし、事態は思いも寄らぬ展開を見せ、里央を苦しめていく。	13.5
第7話	2011年2月22日	作られた記憶と疑惑の目撃者里央(松下奈緒)たちは、郊外の一軒家で大学生・由里子(青谷優衣)が刺殺された事件を捜査する。由里子の両親は海外赴任しているため、彼女は一人暮らしだった。捜査会議で、岩崎(北村有起哉)は有力な目撃証言が2件入っていることを報告。犯行時間に現場付近で、ダークブルーの作業服を着て黄色い工具箱を提げた男が目撃されていた。捜査が進むうち、由里子と親しく交際していた中尾(中尾明慶)が容疑者として浮上する。電気工事の仕事をする中尾は、これまでの目撃証言にも当てはまる。しかし、南雲(藤木直人)は、目撃証言をうのみにすると捜査の方向を見誤ると指摘。里央も、目撃証言が一点に集中していることを不審に思う。	13.7
第8話	2011年3月1日	逃亡!?過去を消せない犯罪者住宅街の一軒家で殺人事件が発生。被害者の家主は、侵入した空き巣と取っ組み合いになって死亡した。侵入経路の窓ガラスには、奇麗に三角形に切られた跡が残っていた。実は同様の手口で3件の空き巣事件が起きていて、所轄の刑事は内偵捜査に基づき、塚原(柏原崇)という男をマークしていた。現在、町工場に勤める塚原には前科があり、当時、彼を捕まえたのは寺西(横山裕)だった。捜査会議で寺西は、塚原が犯人ではないと断言。塚原を捜査した里央(松下奈緒)も彼が犯人ではないという印象を抱くが、南雲(藤木直人)はそれが狙いかもしれないと忠告する。その後、塚原を追跡していた里央は、思いも寄らない絶体絶命の事態に巻き込まれていく。	12.6
第9話	2011年3月8日	仲間の為に!犯人との心理戦人質の女性と里央(松下奈緒)を盾に、倉庫に立てこもる塚原(柏原崇)は包囲する警察とにらみ合いを続けていた。指揮を執る特殊犯捜査係の楢崎(丸山智己)は塚原の説得を試みるが、南雲(藤木直人)の読み通り、警察に不信感を抱く塚原にその手は通用しない。倉庫の中では、里央が塚原に真犯人を捕まえてみせると約束。その代わりに、人質の女性を解放するという言質も取り付けた。里央は塚原の許可を得て、携帯電話で合意内容を小板橋(勝村政信)に伝える。しかし、楢崎ら特殊犯捜査係は着々と強行突入の準備を進め、塚原がその動きを察知してしまう。	12.6
第10話	2011年3月15日	コントロールされた誘拐事件里央(松下奈緒)の元に、書店で発生した窃盗事件から、里央の父親を殺害した犯人の指紋が見つかったという連絡が入る。そんな中、夜道を歩いていた南雲 (藤木直人)が何者かに襲われ、車に押し込められる。顔を隠した男は携帯電話で南雲の別れた妻と娘の動画を見せ、犯罪に手を貸すよう迫る。男は南雲が協力を拒めば、今は眠らせている二人が目を覚ますことはないと脅迫する。翌日、凶行犯捜査課の元に、誘拐事件が発生した安斉(陣内孝則)宅へ出動しろと連絡が入る。杉浦(泉谷しげる)が誘拐事件を担当する理由を尋ねると、犯人が凶行犯捜査課を指名してきたという。安斉宅へ駆け付けた捜査課の面々は、秘書の山根 (袴田吉彦)から誘拐された女性の写真を見せられる。そこに写っていたのは、南雲の教え子で安斉の一人娘・千尋(奥村佳恵)だった。	10.4
第11話	2011年3月22日	最後の真実…心が解ければ事件が解ける凶行犯捜査課の捜査によって、誘拐されていた千尋(奥村佳恵)は無事に保護されるが、その近くから男の遺体が見つかる。一方、里央(松下奈緒)は、身代金の入ったキャリーケースを運搬していた男を逮捕するが、中身は新聞紙に化けていた。安斉(陣内孝則)は、金が消えたことにいら立ちを隠せない。また、千尋の近くで死亡していた男の写真を見せられた秘書の山根(袴田吉彦)は、彼が会社をリストラされた黒岩(阿部亮平)だと証言。その直後、千尋から南雲(藤木直人)と話がしたいという連絡が入る。南雲は、千尋のこれまでの言動に違和感を抱いていた。	12.0

「CONTROL 犯罪心理捜査」オリジナル・サウンドトラック

1. CONTROL~犯罪心理捜査
2. 現場百回
3. PSYCHOLOGIST
4. BEYOND THEORY
5. 願うひとへ
6. レクチャータイム
7. 一斉捜査
8. 心が解ければ、事件が解ける。
9. TIME RUNNER
10. 駆け引きの連鎖
11. 凶行犯捜査課の人々
12. DARK MILLER
13. 解決への糸口
14. 興味と考察
15. そして伝わる
16. 立ち昇る真実
17. 分室コンビネーション
18. 閉ざされた心
19. Words≠Hearts
20. さまよう心
21. シニカル
22. こぼれた想い