DOCTORS 〜最強の名医 (2011年10月期・テレ朝・木曜21時枠) 脚本：福田靖 演出：本橋圭太、猪原達三 プロデューサー：三輪祐見子、及川博則、松野千鶴子 ゼネラルプロデューサー：黒田徹也 主題歌：JUJU「Lullaby Of Birdland」 http://www.tv-asahi.co.jp/doctors/

第4話 ホームレスの手術代誰が支払いますか？
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難しい手術を執刀したことで病院内で森山医師を見る目が明ら
かに変わり、MRの翔子からも他の病院でも森山のこと話題に
なっているとして有頂天になる。
そんな中、病院に腹痛を訴え運ばれてくる二人の患者がある。
一人はエリート中学生。もう一人はホームレスの男性だった。
そんな二人が同部屋になることになり、最初は互いに牽制して
いるが・・・

ドラマを見ていると個人的に相良の笑顔が何処まで続くのか
という事に興味を持っていたりする。森山たちの行動に対して
何時か怒りを感じて不機嫌そうな態度を見せる時が来るので
はないかと。ただ相良がそんな態度に出る前に森山が態度を
改め、患者のためにと成長していく可能性は大いになる。

ドラマとしては森山とは真っ向から対峙するのではなく、主張
を論破するでもなく、彼自身の父性ならぬ医師としての使命感
を少しずつ引き出していく流れを作っていく。

患者自身のプライベートに関して、全く興味を示さないばかり
か、その必要性もないと感じている森山先生に対して、森山と
は全く正反対の人間と、同じ様な人間をあてがい、上手く化学
反応を起こさせる。

今までの森山の姿からしてみれば、恐らくアドバイスをかける
事などあり得なかったハズで、医師としての使命感を引き出す
為にはまずは患者自身のプライベートにも多く関わらせる
必要が有ると感じたのでは無かろうか。

大きな成果は無いがその第一歩を上手く見せつけるような内容
で、上手くできていたと思う。
少しホームレスの患者の方ばかりにドラマが集中してしま
い、中学生のエピソードは呆気ない物があったけどね。