ドン★キホーテ (2011年7月期・日テレ・土曜21時枠) 脚本 - 大石哲也 演出 - 中島悟 プロデューサー - 山本由緒、渡邊浩仁 協力プロデューサー - 松原浩 SPYAIR「BEAUTIFUL DAYS」 http://www.ntv.co.jp/dq/

第6話 カメラマン初体験
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城田はミネコから広報誌の制作を依頼され、更には鯖島は
後継者争いのために、ライバルの鰺沢以上に雑誌でアピール
しようと掲載用の写真を撮り始める。
城田はアシスタントとして幸子に依頼するが・・・

今まで親に捨てられた事で腐っていた幸子が、ついにそんな
過去を払拭して、前向きに生きることを決断する流れだった。

幸子と見崎駿のエピソードとの対比は、彼女の中での母親に
対する拘り感が見て取れたし、実際に現れる母親の態度や現在
の母親の状況を見て、上手く踏ん切りをつけるだけの材料を
与えた感じ。

城田のペースに巻き込まれるようにして、カメラ・写真の
楽しさに触れ方向性を持って行くというのはなかなか面白く
出来ているし、失敗や成功を通して、人生の醍醐味というもの
を上手く感じられたのでは無かろうか。

今まで如何に自分の殻の中に閉じこもっていたのか。
不遇な友達関係から脱皮していくことで、彼女の成長点を
描こうとしているのが分かるし、今回海辺で美しい夕日の光景
を見た彼女ならば、人生観を変えるに値するだけの何かを
感じ取ったハズ。

城田が下手になれ合いせずに、厳しい態度を取ることで、
上手く金を貰って働くことでの責任感というものを上手く
植え付けられたのでは無かろうか。

ライカのカメラをポンと与えてしまうとか、雑誌のページを
買い取る辺り、鯖島組ってどんだけ金持ちなんだろうね。