Dr.伊良部一郎
(2011年1月期・テレビ朝日・日曜23時枠)

原作:奥田英朗著
脚本:八津弘幸(1)(2)(5)、田中一彦(3)、高山直也(4)(6)
音楽:`島邦明
演出:橋伸之(1)(2)(3)(5)、常廣丈太(4)(6)
プロデューサー:船津浩一、里内英司、松井洋子

http://www.tv-asahi.co.jp/irabu/



第6話 水着で不倫デート!!人妻の誘惑…
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大森加奈の夫・尚人は、プールで伊良部と勝負する!

3ヶ月前、女性向け雑誌
Fierteで女性編集者・大森加奈は、
締め切りが近く仕事で忙しくする。部下の
桜井、川端、そして
松本恵理に仕事を割り振る中、雑誌にモデルの一人がトラブル
を起こして差し替えが必要になり益々、頭を悩ませる。
加奈はストレスの為か腹痛が酷くなっていた。部長からは、
特集記事の出来が良かったと誉められるが、今度の特集号は
全て任せると言われ更に腹痛が強くなる。

帰宅すると主夫をしている夫の尚人から仕事を張り切りすぎて
いるのではないか?と心配される。
加奈はリストラされた夫に再就職の面接の結果を尋ねるが、
自分は有る程度のキャリアが有るので、仕事ならば何でも良い
訳ではないとして、えり好みしていた。そんな尚人とは余所に
家には督促状の通知がくる。加奈は腹痛がして、再びトイレ
に駆け込むことになる。

翌日、伊良部の診療室へ足を運ぶ加奈。
雑誌の編集者をしているという彼女の話を聞いて、伊良部は
自分の撮った写真を掲載して欲しいと頼む。
カルテを見た結果では
心身症だとし、もしかして声とか聞こえ
たりしないか?と問う。加奈はそんな事はないとすると、妄想
の類ではないとして、伊良部は残念な顔をする。単なるストレス
性の体調不良だとし、どうせ励ましても何の役にも立たない
ので、何も言わないという伊良部。ストレスは人生について
回るもので無くそうとするのは無駄な努力だという。

加奈は具体的にどうしたらいいのか?と問われると、普通に
仕事をすれば良いとし、少しは運動でもしてみたらどうか?と
語る。昔水泳をしていたことがあるので、スイミングにでも
通おうかなと告げる。

帰宅した加奈は、夫の尚人に近所にプールは有ったか?と尋ねる。
図書館の近くに有ることを聞いて、早速泳ぎに行く加奈だった。

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大森加奈は夫・尚人がリストラされ、一家の大黒柱として仕事
に精を出す。しかし仕事も責任のある役所ということも有り、
プレッシャーやストレスを感じて、徐々に体を蝕み始めていく。

映画化もされた「イン・ザ・プール」のドラマ化。

核心に迫るまでがかなり幼稚っぽい所もあるので、少々感情移入
がしづらいものがあるのも確か。

ストレスから心気症になり、更には依存症に至っていくという
事で、治療も複雑なものになりそうな感じだけど、心の中に
引っかかっている根本的な問題を解決していくことで全てが
解消されるという段取りだった。

ストレス患者に下手なことを言って慰めても意味がないことや
今の世の中、ストレスからは逃れられない為に、別の角度から
解消策を持って行く所などは良くできていた。

リストラされるもプライドの高い夫故になかなか仕事に就かない
とするエピソードは結構色んな所でみられるね。

水着シーンが多かったので、その部分だけでもそれなりに見応え
ある展開だったのかも。原幹恵さんはやっぱり色んな意味で
すげえぇぇぇって事で。

伊良部一郎 …… 徳重聡 (35歳、精神科医)
マユミ …… 余貴美子 (看護師)
伊良部茜 …… 原幹恵 (24歳、一郎の妻、離婚を考えている)


大森加奈 …… 中山忍 (雑誌Fierteの編集長)
大森尚人 …… 泉政行 (夫、リストラされ主夫)
松本恵理 …… 矢沢心 (加奈の部下)
部長 …… 伊藤正之 (加奈の上司)
川端信司 …… 野間慎平 (加奈の部下)
田中りさ …… 重廣レイカ (加奈の部下)
高野 …… ジリ・ヴァンソン (デザイナー)
弁護士 …… 山下大輔 (茜と一緒にプールへ)

高橋麻理、田口寛子、高木悠

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