華和家の四姉妹 (2011年7月期・TBS・日曜21時枠) 脚本：清水友佳子(1)、関えり香、泉澤陽子 プロデュース：植田博樹、神戸明 演出：今井夏木(1)、吉田健　ほか 主題歌: 星の果て-観月ありさ http://www.tbs.co.jp/hanawake/

第1話 女の幸せはイスとりゲームだ!!
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この日は竹美と晃一の結婚式。
3度目結婚という事もあり、華和家の長女・藤子、三女・桜子、
四女・うめはご祝儀泥棒だという。
結婚式では竹美の元彼が集まる不思議な光景があるが、母・幸子
と父・大悟はいつも竹美の結婚式は楽しいと絶賛。しかし父は
今度は大丈夫なんだろうなと心配する。
竹美には3人の子供、あやめ、一平、克平がいた。

そんな中ブーケトスの場で、飛んできた花束を踏みつける女性が
来る。なんと夫・晃一はみどりという妻がおり、重婚だったの
で有る。みどりは包丁を片手に夫を返してと迫る中、末代まで
呪うとして近くの湖に飛び込む。竹美もその後を追って湖に
飛び込むが、おぼれかける。
その事はテレビでもニュースとして扱われるのだった。

竹美が出戻りしてくる。それを知った姉妹たちは大反対。
また悪夢が繰り返されるのか?という。竹美は男をとっかえ
引っ返し、時に姉妹の付き合っている男性を奪ってしまう。
更に"泥棒猫"だと言われて虐められた事もあった。

朝、エクササイズする竹美の大音量の音楽で目覚める。
竹美は東京仕事センターで職探し。並んでいる男性も、竹美
の容姿に見取れて順番を変わってくれる。

藤子は講談社のファッション誌"with"で副編集長をしていた。
部下には敦美、優紀、友などが居た。

うめは日の出美術大学の立体アート研究会で千絵、万希らと
仲良くアートの研究をする。吉安コージという先輩が在籍して
おり、雑誌にも取り上げられる人物。格好良いが取っつきにく
いとうめ。

桜子は髪の毛の付け毛ウィッグのHAIR PEACEという会社で働く。
同僚社員には堀内佳奈、峯岸亜紀、高橋マリアなどが居た。
そんな中、この会社の受付嬢として竹美が派遣としてやって
くる。それを知った桜子は思わず隠れてしまう。
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姉妹から嫌がられる次女竹美は、男性遍歴の激しい女性。
結婚が破談になり出戻って来た竹美は、派遣として桜子の会社
にやってくる。そこで男性達を手玉に取っていくが・・・

家族の事が描かれる事の多いTBSの日曜枠で、それらしいテーマ
のドラマが始まった。フジテレビがイケパラという絶望的
ドラマを持ってきたことで暫くTBSの日曜枠も安泰という感じ
か。

オフィシャルによると四姉妹のことが"未婚に離婚、婚活、
彼氏ナシ"とある。そんな色んなタイプの四姉妹の恋愛事情や
家族の事を描いていく様だ。竹美の存在はまるでハリケーンの
如く、近くにいる男性達を吸い取っていき、自らの肥やしに
していく所が笑えるが、それが姉妹の恋人であっても関係なく
吸引していく事で姉妹からも嫌がられている。

ドラマを見ていると竹美の派手な行動から多くは誤解で有り
そうな感じだけれど、その辺の事情については徐々に明らかに
なっていくのであろう。
姉妹のことなどお構いなしといった印象もあるが、今回は
桜子とのエピソードの絡みの中で、竹美は妹のことをよく見て
いる事が伺えた。

ドラマ「斉藤さん」で演じたときの様な観月ありささんの圧倒
的なキャラクターの存在感に支えられるも、それぞれの個性は
上手く引き出せている様に思う。
嫌なことは嫌だと言える姉御肌の人物像故に、同性からは
好かれるか嫌われるのか両極端。男性をバキュームの様に吸い
取っていく事から嫌われる事も必至だが、今回のエピソードの
ように尊敬を集めていくパターンを提示していくことで、
竹美という存在を描いていくのだろう。

藤子と桜子が益子に好意を寄せていく辺り、当面の興味として
存在していきそうだし、夫に対して家族に対して何の疑いも
なく信頼を寄せている幸子と浮気して居るであろう大悟の関係
など、色んな所で発火点は仕組まれているので、今後とも
楽しめそうな内容だ。

それにしても川島海荷さんの大学生役ってなんだか幼すぎて
イメージが沸かないぞ。
田中美保さんの圧倒的な可愛さが目立つけど、気がつくと美人
さんばかりのドラマだなぁ。