華和家の四姉妹
(2011年7月期・TBS・日曜21時枠)

脚本:清水友佳子(1)(3)、関えり香、泉澤陽子(2)
プロデュース:植田博樹、神戸明
演出:今井夏木(1)(3)、吉田健(2)
主題歌: 星の果て-観月ありさ

http://www.tbs.co.jp/hanawake/





第3話 最愛の母、突然の死…
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大悟は幸子を裏切り浮気。その浮気相手に腹部を刺された大悟
は幸子に正直に浮気していた事実を語る。
幸子は一人フランスに渡るが、フランスでバスの横転事故が
有り、彼女はそこに乗っていた。安否が気になる中、竹美は
腹が減っては戦が出来ないとばかりに寿司の出前を取り、姉妹
から顰蹙を買う。しかし母は無事だと連絡が入る。母本人から
電話が鳴り無事だとして家族を安心させるが、大悟とは電話を
変わらず切った為に、藤子を初めとして姉妹から追求に合う。
大悟は母から離婚を突きつけられた事を語り、愛人から刺された
事を話す。女を舐めたツケだとして、藤子は激怒。桜子は家か
ら出て行ってしまう。

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大悟が浮気していた事実を妻・幸子に知られてしまい、妻は
旅立ってしまう。旅行先で事故が起きるが、幸い彼女はかすり
傷程度で帰国する。大悟は幸子が望むように離婚届を提出する
が・・・

竹美を中心として描かれている物とばかり思っていたので、
ちょっと意表をつかれまくっている感じなのだけど、
家族・両親の危機に於いて、子供達の役割というものを描いた
話だった。

両親の離婚劇を前にして、竹美が夫婦としてのあり方や、すれ
違いに於ける葛藤を自らの境遇に重ねて描いていく所は
良くできているし、竹美は母親のことを同じ妻の立場として、
そして同性の立場として、夫に対して描いている思いという
ものを知り、父親に助言していく辺りは良くできていると思う。

一方藤子とうめは、逆に夫婦の絆というものをまだまだ理解
しておらず、同性の立場から男性に対する嫌悪感へと発展
していくところなど、それぞれの姉妹に於ける感じ方の違いが
面白く描かれている所だった。

ただ両親の件を引っかき回すのであれば、初回にこのエピソード
を持ってきて、そこから再生なり葛藤なりを描いていった方が
有る意味しっくりと来たのかも知れない。

桜子だけはやや違った方向を向いている所が気になるけれど、
女性関係が激しいと思われる益子がどういう態度を見せていく
のか。

華和竹美 …… 観月ありさ (31歳、華和家の次女・バツ2、子3人)
華和桜子 …… 貫地谷しほり (25歳、三女"HAIR PEACE")
華和うめ …… 川島海荷 (19歳、四女、日の出美術大学演劇科2年)
益子正三郎 …… 加藤成亮 (カメラマン)
華和幸子 …… 宮崎美子 (54歳、母)
華和大悟 …… 遠藤憲一 (56歳、色んな職業に?)
華和藤子 …… 吉瀬美智子 (32歳、長女"講談社"with副編集長)
華和あやめ …… 川島鈴遥 (9歳、竹美の長女)
華和一平 …… 小野伶広 (5歳、竹美の長男)
華和克平 …… 加藤憲史郎 (3歳、竹美の次男)

山根克彦 …… 田中哲司 (39歳、竹美の2番目の元夫、IT社長)
森綾子 …… 森脇英理子 (27歳、山根の秘書)
堀内佳奈 …… 田中美保 (28歳、桜子の同僚)
峯岸亜紀 …… 野村麻純 (21歳、桜子の同僚)
高橋マリア …… 井上佳子 (29歳、桜子の同僚)

吉安コージ …… 勝信 (22歳、立体アート研究会の先輩)
沼崎千絵 …… 本田緑 (19歳、うめの親友)
福島万希 …… 福田彩乃 (20歳、うめの親友)
畑野ゆかり …… 鈴木ちなみ (22歳、ミスキャンパス、コージ彼女)

前田友 …… 松尾敏伸 (28歳、「with」編集部員)
大島敦美 …… 梅宮万紗子 (31歳、「with」編集部員)
板野友紀 …… 若松春奈 (24歳、「with」編集部員)
高井優子 …… 村岡希美 (「with」編集部員)
舘ひさし …… 猫ひろし (中年刑事)
柴田恭造 …… 水上剣星 (若手刑事)


東堂 …… 神山繁 (幸子の父)

佐藤誓、中西台次、真矢野靖人、ト字たかお、香川美紀
鎌苅健太、横江泰宣、松田実里、升田尚宏(TBS)


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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