華和家の四姉妹 (2011年7月期・TBS・日曜21時枠) 脚本：清水友佳子(1)(3)、関えり香(5)、泉澤陽子(2)(4)(6) プロデュース：植田博樹、神戸明 演出：今井夏木(1)(3)、吉田健(2)(4)、武藤淳(5)(6) 主題歌: 星の果て-観月ありさ http://www.tbs.co.jp/hanawake/

第7話 妹の恋人との一夜
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竹美(観月ありさ)の派遣先に元夫の山根(田中哲司)が結婚の
報告にやって来る。そのころ藤子(吉瀬美智子)は外科医の小野
寺(葛山信吾)から婚約指輪を贈られ、着々と結婚に向かって
進んでいた。しかし一方で、秋元(石黒賢)の存在を消し去るこ
とができずにいた。吉安(勝信)から、恋人の浮気に気付いて
いたと告白されたうめ(川島海荷)は、言いようのない胸の痛み
を感じる。カメラアシスタントとして再出発した正三郎
(加藤成亮)は初めての給料を手に竹美のもとを訪ねる。しかし
竹美からは相手にされず、自暴自棄になった正三郎はトラブ
ルを起こし大けがを負う。そんな正三郎をかいがいしく世話
をする桜子(貫地谷しほり)に正三郎は、ふとある感情を抱く。
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竹美の事を好きになる益子。それを知った桜子は、これまで
感じたことのない相手だけに、竹美に何でも言うことを聞く
ので彼の事を取らないで欲しいと懇願されてしまう。

どのキャラクターも物語の引っ張り方を誤っている感じがする。

竹美と山根の件も、既に別れを宣言した後に綾子の妊娠の
事実が発覚したことで、別にそれならばそれで良いのではない
かと思ってしまうし、ここに来て妊娠したという事実は、竹美の事
を思いつつも綾子と関係を持っていたのか?という違和感を感
じるものが有る。

益子の件も、竹美がダメならば桜子なのかと言った一貫性の
無さを感じるものだし、人の気持ちを都合の良く状況に合わせて
しまっている感じ。
そもそも益子は竹美からそれ程慕われていたのだろうかという
感情の部分に於いても中途半端な状態で、竹美から写真の事を
否定されただけで、最低呼ばわりしてしまう神経が理解出来な
い。益子の方が十分最低な事をして居るんだが、この人もしかして
気がついてないのか?

藤子の件も、自分で秋元と別れて良かったと理解しているもの
の、複雑な心情が入れ混じっているようで、なかなか視聴者が
理解するのは難しい部分。借金している秋元の事を妻が支えて
いるという構図の中に、藤子が入り込める余地は無さそうに
思えるけど・・・

うめと吉安のエピソードは微笑ましく見ていられるものの、
なんとなく大人と子供の差みたいなものを感じて、釣り合い
は取れているのかちょっぴり難しいものがある。

父親が北海道の旅行から帰宅し、ちょっぴりコメディ部分で
関わりを見せたけど、今後どうしていこうとしているのか
全く先が見えない展開が続いている感じだね。