花ざかりの君たちへ 〜イケメン☆パラダイス〜 2011
(2011年7月期・フジテレビ・日曜21時枠)

脚本:山上ちはる(1)(3)(5)(8)、半澤律子(2)(4)(6)(9)(10)(11)
音楽:高見優、河野伸
企画統括:立松嗣章
プロデューサー:後藤博幸、森安彩
演出:松田秀知、後藤庸介
AKB48(You, Be Cool!)

http://www.fujitv.co.jp/hanakimi/index.html





第11話 ひとつになる瞬間
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陸上競技会に於いて佐野の勝利で終わる。しかし瑞稀は理事長
たちにも女性である事が発覚した事で、退学することになる。
今日限りで生徒ではなくなった事を佐野の中津に告げ、すぐに
出て行くことにするが・・・

ついに廃校が決まる中で、瑞稀は最後まで桜咲学園の生徒で
いる事が叶わず、生徒たちとの別れも告げぬまま去っていく。

ドラマとしてはなかなか面白くできていたけど、やはりリメイ
ク作品という事もあり、既視感も有ったし、不利な状況は
数多かった。けど個人的には前作よりも見やすかった。
前作はあまりにキャラクターがチャラ過ぎたけど、今回は意図的に
控えめだったし、ドラマとしてはしっかりしている印象があった。

瑞稀との別れは、生徒たちの間にも学園を守れなかった事に
対する無力感を増長させ、彼女が学園を離れる際の演出が
妙に簡素で味気なく進行していったけど、瑞稀の存在がこれまで生徒
達の間でカンフル材として機能していた事は明らかで、それをどう
各生徒たちに気付かせていくのかが、今回のメインだったのかも知れ
ない。
テープに吹き込まれた瑞稀の思いを聞かされ、彼女の存在感を改めて
感じていく所など悪くはなかった。

最後の廃校式でのパフォーマンスも良かったと思うけど、突然
のパフォーマンスだっただけに、冷静に考えると違和感は有る。
それでも理事会へのアピールは上手く行ったのではないか。

岸里樹理の存在も決してライバル心を抱くだけでなく、相手を
認めていく所など、名実共に聖ブロッサム女学院の名に恥じない
生徒役を演じた。

しかしまぁドラマの中で瑞稀が全ての生徒と深い関係を築いた
訳ではないので、一人一人にコメントを残すシーンは、見ていて
やや不安に感じてしまう所もあったけど、無難にソツなくこなした感じ
だ。

第二寮
芦屋瑞稀 - 前田敦子 (女性)
佐野泉 - 中村蒼 (元ハイジャンプ選手)
中津秀一 - 三浦翔平 (元サッカー部)
難波南 - 桐山漣 (女ったらし)
萱島大樹 - 柳下大 (霊能力有り)
関目京悟 - 山田親太朗 (オタク系)
中央千里 - 西井幸人 (女性的キャラ)
野江伸二 - 鈴木勝大
桂真史 - 松島庄汰
淡路圭介 - 間宮祥太朗
放出光太 - 栗原吾郎

第一寮 (武闘派)
天王寺恵 - 満島真之介 (寮長)
北花田剛 - 前田公輝
熊取仁 - 堀井新太
清荒神明 - 山本涼介
武庫之荘アンドリュー - 安藤龍
高槻昴 - 浅香航大
帯解和希 - 金井成大
守口博人 - 小谷昌太郎
門真将太郎 - 岡山智樹 (女性的キャラ)

第三寮 (芸術系)
姫島正夫(オスカー・M・姫島) - 徳山秀典 (寮長)
八戸ノ里伸広 - 宮島楠人
京終山水 - 宝海大空
河内森尚 - 上遠野太洸
百舌鳥康 - 笠井しげ
平城山左近 - 川原一馬
泉ヶ丘秀晴 - 岡崎和寛
南方心 - けったろ

梅田北斗 - 斎藤工 (保健室の先生)
神楽坂真言 - 佐藤祐基 (桃郷学院)
大手町亮 - 遠藤要 (桃郷学院)

聖ブロッサム女学院
岸里樹理 - 柏木由紀
尼崎カンナ - 市川美織
阿部野エリカ - 大場美奈
神戸夢美 - 永尾まりや


シェフ - 渡辺いっけい
樹桜彦 - 石丸謙二郎 (理事長)
樹さくら - 若村麻由美 (理事長)
樹桃雄 - 奥田達士 (理事長)
難波伊緒 - 山本未來 (母、温泉施設経営)
中津かの子 - 濱田マリ (母)
花屋敷ひばり - 岩佐真悠子

岡山美香、大久保直樹、戸塚純貴、長倉正明、神水圭祐、ぽこた
高桑満、
下宮里穂子、土谷春陽、柳川美穂、高橋美帆、久野奏子
松本美咲、栗咲寛子、堀田理紗、寺山葵、若木萌


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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