ハンチョウ 〜神南署安積班シリーズ4〜 正義の代償 (2011年4月期・TBS・月曜20時枠) 原作：今野敏 脚本：いとう斗士八(1)(2)(4)、大川俊道(3)(6)、安井国穂、岡芳郎(5) 音楽：遠藤浩二 プロデューサー：橋本孝、遠藤正人 演出：酒井聖博(1)(6)、竹村謙太郎(4)、村田忍(3)(5)、竹園元(2) http://www.tbs.co.jp/hancho/

第6話 SOS緊急入電!通報者の命を守れ…銀行襲撃予告48時間の攻防
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安積は仕事終わりにコンビニ"Plane Mart"で買い物をする中、
そこに強盗が入るのを目撃。なんとか上手くナイフを持った
強盗を取り押さえることに成功。
翌日には、強行犯係の中で笑い話になる中で、強行犯係の元に
一本の電話が鳴る。その男は、これから起きる銀行強盗に於い
て二人組の犯人を捕まえて欲しいというものだった。東都銀行
の神南支店に明後日の1時に2億円の現金を襲撃する予定だとい
う。犯人の特徴を聞くが、それを言ったら自分が密告した事が
バレルとして拒否する。今朝だって簡単に犯人を捕まえたで
しょうという相手は、安積だからこそ頼んだのだという。
電話を逆探知すると、明治通りの桜ビル前の電話BOXからだと
分かり、すぐに現場に向かうが既に電話の男は居なかった。

昨日のコンビニに行き防犯カメラを調べると、入り口の所で
人が入ろうとする中で強盗事件が起きていた事を知る。
その映像を見てコンビニの店員は、常連客でダーツバーの店員
西田優太である事を知る。

安積たちは西田の元に行くと、具体的な話を聞く。
犯行を犯そうとしているのは常連客の2人で、元暴走族だという。
銀行強盗に於いては拳銃を手に入れると言っていたとのこと。
須田たちは渋谷センター街で、ピアスの男とタトゥーをした男
が拳銃を買おうとしていた情報を手にしていた。

安積は未然に防ぐのも警察の仕事だとして2人の人物の特定を
急ぐ。

西田の元に店長の小野寺保が話しかける中、富樫功が客として
やってくる。西田に対して計画当日の車の運転手係をするよう
迫り、裏切ったら殺すと脅しを掛けてくる。強行犯係は店で
張り込みをしていた為に、富樫の事を尾行する。しかし尾行は
気がつかれて逃げられてしまう。
西田は観念したように銀行を襲おうとしているのは、富樫功と
桐山竜也である事を語る。

速水に尋ねると二人のことはよく知っているという。グループ
は現在解散したが今でも仲間同士集まっているという。

そんな中、手配中の銃の売人が現れ、売人を逮捕する。
しかし既に銃が無かったことから、二人には既に銃が渡って
いるかもしれない事を語る。
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コンビニ強盗を逮捕した翌日に、安積の元に一本の電話が鳴る。
これから起ころうとしている銀行強盗で犯人の男2人を逮捕
して欲しいというものだった。朝に安積が強盗を逮捕している
事実を知っていたことから、コンビニの監視カメラの映像を
調べ、電話の男を判明していく。

安積は電話の男・西田からの情報を元に未然に銀行強盗を防ぐ
と共に、情報提供者の西田の身の安全を守ろうとして奔走する。
しかし途中で捜査している事がバレて、西田が危険にさらされて
いく。

二日連続で山根和馬くんが悪者。
悪役と言えば山根和馬だ!と言わんばかりの活躍だね。

冒頭から格好良い姿を見せる安積だけれど、彼自身の認識の
甘さも相まって、守るべき相手の身の安全を保証できなくなっ
てしまう。

捜査一課・高野雄司の圧力と強行犯係の解散の危機、
金子課長の責任の転嫁など、シンプルながらお約束の要素を
交えて構成したもの。

桜井がピンチになりそうなシーンに於いても安積が駆けつけ
たり、西田が追い込まれた際にもやっぱり安積が駆けつける
所など、安積を全面的にフューチャーした流れだけど、そろそろ
この辺の流れが、一話で見た"正義の代償"として繋がって
来るのかと思いアンテナを張り巡らしながら視聴していたけど
結果的にはシンプルなままドラマが終了した感じ。

最後、犯行の主犯核の反転具合なども程よい加減で切り替わったし、
大それた事をしているにもかかわらず、何の罪も感じていない
辺りの容疑者たちに憤りを感じるものだったけど、これくらいシン
プルな構成の方が楽しめる所があるのかも知れない。
最近やたらと視聴者をシンミリさせようとする意図が多すぎた
しね。