美男(イケメン)ですね
(2011年7月期・TBS・金曜22時枠)

原作:韓国ドラマ「美男(イケメン)ですね」(韓国SBS)
脚本:高橋麻紀 ほか
プロデュース:高橋正尚
協力プロデュース:加藤章一
演出:坪井敏雄、平野俊一 ほか
Kis-My-Ft2「Everyday Go」

http://www.tbs.co.jp/Ikemen_Desune2011/





第1話 韓国No.1超胸キュンラブストーリーが日本上陸!!イケメンバンド新メンバーは女の子!?恋の四角関係始まる
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修道院暮らしの桜庭美子は、シスターとなるべく、ローマに渡り
シスター修行するためにイタリア語を勉強する。しかしいつの
間にか寝てしまう彼女。院長先生にも気持ちをしっかり持つ
様注意されると、兄も自分の夢に向かって頑張っているので、
自分もシスターを目指すと告げる。

一方世の中では、新人スリーピースバンド
"A.N.JELL"が人気
急上昇中。マスコミ・カメラマンの
出口、橋本、馬場は、
彼らのスキャンダルを取ることで一躍名前を売ろうとしていた。

A.N.JELLが所属する事務所の
社長・安藤は、みんなの前で
ついに新しいヴォーカルが入ることになったと発表する。
しかし三人のメンバー、
桂木廉・藤城柊・本郷勇気のウチ、
リーダーの廉はそんな話は一切聞いていないとして反対を表明
する。

美子はローマ行きの航空チケットを取りに行こうとする中、
美子に近付く男・
馬淵の姿があった。変質者かと思い木で殴り
かかる彼女。しかし話を聞くと美子の
兄・美男がA.N.JELLに
入ることが決まった事を聞かされるが、契約の場に美男が
来られないので変わりに美子に行って欲しいと頼む。このまま
だと美男の夢を手放すことになると言われると、取りあえず
言われるまま事務所へと足を運ぶ。
事務所の前ではA.N.JELLを待つファンたちで溢れる中、ついに
彼らが車から降りてやってくると、美子はまるで天使を見る
様だと呟く。

社長に会い契約を交わすが、メンバーの廉は美男の声を聞いて
からでないと認めないという。美子は賛美歌を歌い、取りあえず
メンバーたちを納得させる。
声までソックリだという馬淵。
美子はこれで自分はこれからローマに二年間いく事を告げると
馬淵は彼女を合宿所へと連れて行く。そして豪華な部屋を
見せて、三ヶ月の間ここで美男の変わりに過ごして欲しいという。
美男は酒で酔っぱらっている時に客とケンカして鼻を骨折。
手術して回復するまでの間、身代わりをして欲しいと頼むの
だった。

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兄・美男の変わりに妹は兄の夢を守るべく、男性三人組の人気
バンドにヴォーカルとして入ることになる。
メンバーには女性である事は告げず、共同生活をしていくこと
になるが・・・

韓国ドラマからのリメイク作品。
TBSの金曜枠は、韓国ドラマ色を意識した内容が多く、過去に
魔王なんかもこの枠でリメイクしたよね。

最初に見たのが韓国版なので、流石に構成するメンバーに違和感
が有りまくりで、最初の方はその違和感を払拭するのに苦労
するものがあった。
一番韓国版とキャラが似ているのは八乙女光さん演じる本郷勇気
だったかな。韓国版ではマッスルガール!でジホ役を演じて
いたイ・ホンギが演じていた役所だけどね。
もっとも違和感があるのはやっぱり主人公のチャン・グンソク
が演じていた桂木廉役の玉森裕太さんか。この辺慣れるしかない
んだけど、チャン・グンソクがほぼ完璧に演じきっていたので
この役のイメージに似せられると言ったらGACKTさんくらいじゃない
のかという気がする。
このキャラは必要以上に他人と話をして欲しくないんだけど、
その辺もう少し気を遣って圧力出しまくって欲しかった。

内容自体はとても丁寧に作られていたこともあって、すんなり
入り込むことが出来た。
韓国ドラマからのリメイクと有って比較されることは必至だろ
うし、その辺は制作陣も相当気遣っている所だろう。
花より男子の時には、日本・中国・韓国でリメイクされた
ドラマだけ有って徹底比較され、韓国のメディアでは、
韓国版が一番の出来だなんて自画自賛されていたからね。

修道院のロケーションも雰囲気が出ていたし、突然女性が男性
の中に放り込まれる事での楽しさも演出されていた。
韓国版が16話構成だった事に対して、どの場面を削除していく
のかも気になるところ。

今回の点で気になったのは、施設で認められていく過程で、
予め誠意を見せろとか毎日通えと言ったやりとりが無かった方が
ドラマとしては感情移入が出来たと思う。美子自身、シスター
を目指すという事で、シスターらしさみたいなものがもう少し
出てくると良かった。院長先生に対するナレーションの
時だけシスターらしさみたいなものが浮かび上がってくるのが
若干違和感があるかも。

韓国版でも女性だとバレるのが早かったけど、日本版でも
一話で早くも廉と柊にバレてしまった。勇気は美男を意識する
あまり自分がおかしくなったのではないかと悶絶していくのが
おかしいのだけど、その辺は初回を見た限りでは無難にこなして
いきそうだ。

桜庭美男(兄)・美子(妹) ……瀧本美織 (キーボード&ボーカル)
桂木廉 ……玉森裕太 (ボーカル&ギター、A.N.JELLのリーダー)
藤城柊 ……藤ヶ谷太輔 (ギター)
本郷勇気 ……八乙女光 (ドラム)

出口 ……六角精児 (週刊誌の記者)
橋本 ……山崎樹範 (週刊誌の記者)
馬場 ……清水優 (週刊誌の記者)

沢木弓子 ……能世あんな (社長秘書)
RINA ……片瀬那奈 (A.N.JELLの専属スタイリスト
馬淵始 ……柳沢慎吾 (A.N.JELLのマネージャー)
安藤弘 ……高嶋政伸 (A.J ENTERTAINMENT・社長)

美咲 ……高橋真依子 (A.N.JELLのおっかけ)
七海 ……葵 (A.N.JELLのおっかけ)
亜弓 ……愛純もえり (A.N.JELLのおっかけ)
NANA ……小嶋陽菜 (アイドル)
トオル ……楽しんご
桜庭シゲ子 ……井森美幸 (美男・美子の母、スナック"バンバン")
水沢麗子 ……萬田久子 (歌手、廉の母)


辰巳雄大、松崎祐介、野田優也、越岡裕貴、加藤幸宏
松本幸大、福田悠太、池江優、江田剛、林翔太、福士伸樹
秋山大河、山本亮太、山下拓海、稲葉光、高橋竜、二木咲子
冨岡健翔、桜井聖、春日香音、古舘玖優、青木裕子(TBS)
古舘優空、加藤シルビア(TBS)、笹原尚季、田中みな実(TBS)
谷花音、内田淳貴、本田望結、青山和也、長島暉実
吉田明花音


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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