犬飼さんちの犬 (2011年1月期) 監督:亀井亨、渡邊貴文 脚本:永森裕二 主題歌「パズル」(近藤隆) http://inukaisan.info/ |
第8話 誤魔化して生きる人
--------------------------------------------------------
「バスコダガマ」土手川店のあまりの酷さに、保は社長に命令
されて改善するよう求められる。
保は朝から土手川店に張り込み、会長の息子・蓮田喜一郎が出社
するのを待つ。
そして彼を捕まえると事務所で店舗運営の不備を指摘し、他の
店舗に比べて劣っていることを語る。喜一郎はそれが社長の
言葉なのかと問い、自分は基本的に放任主義なので評価される
のを嫌うことを口にする。これでも一応は足掻いている事を告げ
創業者一族という理由だけで人生を決められていると、自分の
色を出したくなるのだと告げる。しかし結果的にそれが杜撰
である事を保は語る。
喜一郎はこの店舗で計画している企画を語り始める。
子供達に人気のジンジャーマンのスナックなどを共同開発し、
プライベートブランドを打ち出していく事を告げる。
それを聞いた保は本社に黙ってそんな事をするつもりなのかと
問う。喜一郎は結果を見てから行ってくれと語る。
そんな中、事務所には先ほど店舗で万引きしていった女子高生
ルリがやってくる。話を聞くと、喜一郎の娘だと知る。
--------------------------------------------------------
全店舗中で売り上げが最下位である土手川店にメスが入る。
社長からの命令を受けて、会長の息子で土手川店を経営してい
る蓮田喜一郎に、指導しにいくが・・・
犬の件に於いて無責任さを披露している喜一郎のいい加減な
人生観を見せられる様な話だった。
仕事関係に於いては都合の良い主張を繰り返す喜一郎だけど、
そんな犬に対する接し方を見れば、仕事に於いても同様な
いい加減さというものが見て取れるというもの。
保はこの店舗を良くしていくのだろうか。
女子高生と心を通わせる部分はありがちだけど、保の人間性
やらこれまでとは違う犬に対する価値観を見せられるようで
この辺はドラマとしてのテーマに沿って上手く成長していると
思う。
犬飼家 犬飼保(小日向文世)−渉外課勤務。鳥ヶ崎店に単身赴任中。 犬飼潤子(ちはる)−保の妻。 犬飼幸(小野花梨)−保の娘。 犬飼岳(矢部光祐)−保の息子。 サモン−犬飼家の飼い犬(犬種はサモエド)。 スーパー「バスコダガマ」関係者 菊田萌子(徳永えり)−本社から鳥ヶ崎店に異動してきた社員。 蓮田重彦(清水章吾)−スーパー「バスコダガマ」社長。 蓮田喜一郎(池田鉄洋)−「バスコダガマ」土手川店店長。 鳥ヶ崎島の住民 鳥飼正(でんでん)−カエデの父。商店街会長。 芝二郎(佐藤二朗)−ペットショップ店員。 月光(斎藤洋介)−犬屋敷の主人。 なぞの老人(佐藤蛾次郎) 桐松(中原和宏) - 保の上司 芝二郎(佐藤二朗) - ペットショップ 蓮田ルリ(土屋太鳳) - (万引き女子高生) 梅舟惟永、阿見201、まぁこ、原田卓哉、齊藤美津子 熊谷浩昭、曽田鷹人、澁谷涼子 評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0) |
|