犬飼さんちの犬 (2011年1月期) 監督:亀井亨、渡邊貴文 脚本:永森裕二 主題歌「パズル」(近藤隆) http://inukaisan.info/ |
第10話 戦わないで済ます人
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保は会社の女子社員に仕事を教える中で、その社員もまた犬が
苦手だと聞く。いつも犬を見ると吠えられるとし、生き物と
して下に見られていると告げる。保の離島での噂も耳にして
おり、島では随分鍛えられたという。
保は帰宅すると、自宅近くで女子中学生二人とすれ違う。
その女性達は娘・幸の事を噂していて、幸がウザイと話して
いた。その先に幸が居るのを見て声を掛ける。娘によると
ジンジャーマンの事をバカにしたから少し友達に怒ったのだと
し、アイドルなどを好きな子は何も言われないのに、アニメ
好きだと何で変なことを言われるのかと不条理さを吐露する。
そこは上手くやっていくべきだとし、アイドルにも興味有る
フリをしてみればどうか?とするが、娘はそんな事は出来ない
とし、我慢して嘘をついても何か良いことがあるのか?と問う。
帰宅すると妻・潤子は保に対してちゃんと言っておきたいこと
が有るとし路上ライブの件を説明しようとするが、保は
以前からこの事は知っていたという。知らないことにしておい
た方が良いのかなと思ったと告げると、保は衝突を避けてばかり
だとし、何もないフリをして闘わない事を非難される。
私が浮気していても何も言わないのか?と問うと、それは次元
の違う話で当然指摘するという。
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本店での店長会議の場に、鳥ヶ崎店で働く萌子が店長の変わり
にやってくる。萌子は犬のカブを一緒に引き連れてきて、
会議の間保にその犬の面倒を求めるが・・・
問題が起こりそうになると逃げてしまう保の性格を抓る話
だった。
サモンとカブが互いに牽制して吠え出すシーンは、犬を飼った
事のない人ならば同様の事をやってしまうのかもしれないね。
保と知り合うことで人との繋がりというものを学習した
萌子は、凄い勢いで会社の出世街道を駆け上っていきそうな
バイタリティ溢れる人物だ。
島石鹸を全国で展開しようと画策するのも、犬好きが高じて
石鹸に使われているトリマチ草の効用を立証できた訳で、
犬好き側の役割も上手くできている。
しかしこれで保と萌子の特別な関係は無くなってしまうのかな。
なんとなく寂しさを覚えるけど、互いに成長したという証
なのかもしれないね。
犬飼家 犬飼保(小日向文世)−渉外課勤務。鳥ヶ崎店に単身赴任中。 犬飼潤子(ちはる)−保の妻。 犬飼幸(小野花梨)−保の娘。 犬飼岳(矢部光祐)−保の息子。 サモン−犬飼家の飼い犬(犬種はサモエド)。 スーパー「バスコダガマ」関係者 菊田萌子(徳永えり)−本社から鳥ヶ崎店に異動してきた社員。 蓮田重彦(清水章吾)−スーパー「バスコダガマ」社長。 蓮田喜一郎(池田鉄洋)−「バスコダガマ」土手川店店長。 桐松(中原和宏) - 保の上司 芝二郎(佐藤二朗) - ペットショップ 梅舟惟永、山内里紗、熊谷浩昭、曽田鷹人、澁谷涼子 福田柚香、中原知南 評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0) |
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