犬を飼うということ (2011年4月期・テレビ朝日・金曜23時枠) 脚本:寺田敏雄 音楽:沢田完 プロデューサー:木内麻由美、大江達樹、池田偵子 演出:本木克英(1)(2)、遠藤光貴(3)(4)、橋伸之(5) 木内麻由美(6) 主題歌:関ジャニ∞「マイホーム」 http://www.tv-asahi.co.jp/inu/index.html |
第6話 スカイを助けて!
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スカイが病気である可能性が高いことで元の飼い主は勇次に
スカイを戻す。
勇次は一人で奈良橋の所に話しに行く。
奈良橋は動物たちに係りっきりで家族から見捨てられた事を
語る。
奈良橋はスカイの病状に関して、人間相手ならば患者の意思が
優先されるが、動物相手である以上、飼い主に全てを受け止め
てもらうしかない事を語る。スカイの病気は手術して検査すれ
ば分かるという。家族と相談して欲しいと言われ、飼い犬は
自分では生き方を決められない事を聞かされる。
勇次はバーに立ち寄ると、そこには窪田の姿があった。
最近毎晩来ているという。窪田は勇次を見ると、今抱えている
問題を問い、顔に出ていることを指摘される。
窪田は勇次に、お願いがあるとして、スカイを妻・初枝に
会わせて欲しい事を頼む。
勇次は帰り際に店長から、最近のヒデの事について耳打ちされ
る。最近の秀樹は金のことばかりで現実が見えていないので
会わない方が良いとのことだった。
勇次は帰宅すると家族はスカイの件を尋ねられる。
しかし勇次は病院が休みだったと嘘をつく。
病院では窪田は担当医である堀田に妻の外出許可を願い出る。
堀田はそれよりも抗ガン剤治療について再開する様妻を説得
して欲しいという。窪田は妻はホスピスを受ける事を考えて
いて本人が治療を望んでいない事を告げる。
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スカイの所有権が再び本郷家に戻ってきて、家族の一員として
受け入れるものの、スカイの病気の発覚と共に、家計は圧迫し
更には両親共に仕事を失っていく。幸子の同級生・堀田から
仕事を紹介して貰うが・・・
犬は自分の人生を決められないと共に、実は人間も自由である
様でいてなかなか自分の人生を決められないという事を描いた
話だった。
そんな状況の中で一人、末期癌の初枝だけは自分の人生の選択
を自らの手で決めていく。
犬が家族の一員であるという以上、人間と同じ様な扱いで
描かれるのは当然のことで、人間と犬の人生とその末路を面白
く対比するような流れになった。
つぶらな瞳で飼い主を見るスカイ
家族を養う過程で、人間らしい生き方とは何かを模索するのも
悪くは無いが、元バンド仲間の主張は、正直心に響かず、
地に足をつけて生きている勇次の事を責められる人は居ない
だろうね。
相変わらず幸子の怒鳴る声が一オクターブ高くて実にやかましい。
スカイの件で勇次が嘘をついていた事に対しても、悪気は無いわけ
だし心情を考えれば、察してあげても良いと思うのだが・・
本郷勇次(30):錦戸亮 (機械メーカーの人事担当) 本郷幸子(29):水川あさみ (勇次とデキ婚) 本郷大(8):山崎竜太郎 (デキ婚して生まれた長男) 本郷眞子(6):久家心 (犬、スカイを拾ってきた張本人) 堀田克彦(29):田口淳之介 (高校の同級生) 窪田松夫(57):泉谷しげる (勇次の上司) 窪田初枝:大森暁美 (入院中) 川島秀樹:武田航平 (勇次の元バンド仲間) 安住由紀子 :鹿沼憂妃 (眞子の学校の担任の先生) 中尾啓介 :風見しんご (バー「CrossRoad」のマスター) 野崎誠吾:吹越満 (勇次の上司) 奈良橋 宗一:杉本哲太 (動物病院の獣医) 畑山芳子:森脇英理子 (嫌みな親) 畑山静香:庵原涼香 (高飛車な子) 三村喜代美:大島蓉子 (スーパーの店員) 児玉克彦:小浜正寛 (スーパーの上司) 迫田孝也、宗田明紘、石井聡、鈴木康太、菅野麻由 北村燦來、君野蘭華 加納義和:ト字たかお (管理人) 曾根田和也:三上真史 (勇次の同僚) 海老原孝造:渡辺哲 (アパート会長) 小清水典和:田中要次 (ルードミュージック音楽プロデューサ) 住民:沢井小次郎 (花壇を荒らす) 住民:原田麻由 (幸子を目の敵にする) 神崎:永江祐貴 (神崎動物医療センター医師、奈良橋の後輩) 看護師:飯野めぐみ (神崎動物医療センター医師のナース) 平尾仁、鈴木康太 評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0) |
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