ジウ 警視庁特殊犯捜査係 (2011年7月期・テレ朝日・金曜23時枠) 原作 - 誉田哲也 脚本 - 菱田信也 監督 - 片山修 ゼネラルプロデューサー - 内山聖子 プロデューサー - 大江達樹、 阿部謙三 、神戸明 主題歌：レディー・ガガ「ジ・エッジ・オブ・グローリー」 http://www.tv-asahi.co.jp/jiu/

第1話 交渉する女vs闘う女
--------------------------------------------------------
4月、PM4:5。春子はバッグを持って歩道橋へとひた走るのを
捜査一課の東は尾行していた。歩道橋が身代金の受け渡しなの
か。遠くからその様子を見守る東だが、歩道橋の向かい側に
金髪の男性の姿を目撃する。それに気を取られていると、再び
春子は泣き叫びながら走り始める。彼女を止めると、歩道橋
には息子・利憲のものだと思われる小指が置かれていたという。
東は身代金を確認すると、既に中身を奪われている事に気がつ
く。

二係の執務室。美咲はSIT交渉班。
上司の前島は勉強中の彼女に、早く私の跡を継ぎなさいと
急かす。同じ部署でSIT突入班の伊崎基子は、道場で訓練中だ
った。同僚の男性刑事を相手に羽交い締めにする彼女。練習に
置いても手加減をしない彼女に、藤田は激怒し対決を挑むが、
藤田が彼女を投げ飛ばした後に、彼女はグラウンドから羽交い
締めに持ち込む。
二人は執務室に戻ってもケンカしていたために、美咲がみんな
にお茶を運ぶと、上手いタイミングで声を掛けたために、二人は
ケンカするのを辞める。

美咲は基子に話しかけ、基子をいつも見習わないといけないと
思っていることを告げるが、交渉班は危ないヤマを踏むことは
無いのだから、いつでも泣ける練習をすれば良いと嫌みを告げ
立ち去る。

美咲は豆腐屋を営む両親の元に久しぶりに帰省する。
父は不器用で娘と向き合おうとせす゜仕事一辺倒だが、母親曰く
父の生き甲斐は美咲だという。

翌日、美咲も基子も月島に有る女子寮に住んでいた。
基子は非番の為に、遅くに起きてくると、寮の食事を作る
坂上悦子から声を掛けられる。あなたも美咲を見習って女性
らしくしなさいと言われる。

基子は歌舞伎町にいくと、とあるクラブへと入っていく。
タクというバーテンの男に、サブマシンガンMP5が欲しい事を
訴えると、そこにいた男性達に囲まれてしまう。基子は襲いか
かってくる男性たちをあっさりとなぎ倒してしまう。

そんな中、事件が起こる。
西荻窪の自治会館で逃走中の男性・岡村和紀が、その会館を
管理している女性・江藤久子(44歳)に包丁で脅し、立て籠もっ
ているという。SITは早速現場へと直行する。
--------------------------------------------------------

基子と美咲はSIT所属の刑事。
最前線で事件を解決する基子と、後方から犯人と交渉を果たす
美咲。その性格も正反対に、基子は男性顔負けの格闘術を
身につけ、美咲は涙によって交渉を有利に働かせていく。
そんな二人の前に事件が起こる。

正直序章の段階で、何一つ展開が動いていない為に、何とも
言いようが無く、自己紹介って感じのエピソードだった。
ジウと雨宮、二人の謎の人物の登場が、何を意味するのかと
言った事が今後の興味として描かれた。

設定上基子が凄腕の女性って事だけど、男勝りの腕力を
持った女性刑事物って、これまであんまり面白いドラマを見た
ことがない。
日本の刑事が拳銃を使って処理するのに違和感を覚える様に、
やはり女性が頭脳的なイニシアチブではなく、格闘術で
先頭を切って事件を処理する辺りの展開はちょっぴり厳しい
ものがあるかも。

取りあえず美咲にとって初の任務である一連の立て籠もり事件
を基子とどうやって処理していくのか。

多部ちゃんに服脱げとはどういう事なの!?