ジウ 警視庁特殊犯捜査係
(2011年7月期・テレ朝日・金曜23時枠)

原作 - 誉田哲也
脚本 - 菱田信也
監督 - 片山修
ゼネラルプロデューサー - 内山聖子
プロデューサー - 大江達樹、 阿部謙三 、神戸明
主題歌:レディー・ガガ「ジ・エッジ・オブ・グローリー」

http://www.tv-asahi.co.jp/jiu/





第3話 奇妙な3つの遺体!?監禁された女刑事の白肌
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基子と美咲、互いに異動した事で新たな部署での活動が開始さ
れる。基子は試験入隊訓練の為に二日間を要する中、美咲は
東と共に、岡村が利憲誘拐事件と関係があるかどうかを確かめ
ていく。

女性が男性の職場に入り込んだような格好なので、一貫して
基子が男性の餌食にされるというのは仕方がないのかも知れない
けど、SATという精鋭部隊でプライドも高そうな部署なのに、
いきなり基子に襲いかかってくる奴が居るとか、設定的にちょ
っと凹む。
日本の場合、こういう最前線で働く人たちをもっとヒーロー的
に扱っても良いような感じがする。

基子のエピソードも最初からいきなりスーパーウーマン的演出
ではないところは一応好感の持てる所だけどね。

美咲は東といきなりコンビ。
捜査員たちとは上手く行っていない処か、東自身が既に部下
たちの統率力を欠いているような役柄。すんなりと東に
受け入れられた辺りは違和感があったけど、この辺は所詮
所轄の刑事という役所なのかな。

美咲の交渉術は子供相手に心を開かせるところで使われた。
感情をはき出させることが目的遂行のための一番の近道だけど
上手く自分の恐怖体験を語ることで、悔しい気持ちを子供に
浮かび上がらせた。立て籠もり事件の説明に関しては若干
簡略化しても良いんじゃないか?という気がしたけど、全てを
打ち明けることで上手い信頼関係を結ぼうとしたのか。

新たに3人の被害者が出てきたことで、改めて金髪の主犯格の
男性ジウの存在が際だつ格好だけど、子供がその存在を美咲
たちに話す姿が見たかった。その時の東や美咲のリアクション
を通して、事件の犯人像に向かう手筈になっても良かったので
はないかという気がする。

取りあえず1、2話よりは随分よくなってきた感じかな。

伊崎基子 …… 黒木メイサ (25歳・SIT突入班所属)
門倉美咲 …… 多部未華子 (26歳・SIT交渉班所属)
雨宮崇史 …… 城田優 (25歳・基子の周辺に出没)
東弘樹 …… 北村有起哉 (40歳、捜査一課殺人班捜査三係主任)
ジウ …… L (19歳)

川俣貞治 …… モロ師岡 (特殊班捜査二係・主任・警部補)
藤田幹夫 …… 姜暢雄 (特殊班捜査二係・巡査部長)
園田 …… 小柳友 (特殊班捜査二係・巡査部長)
佐藤伸朗 …… 西村清孝 (特殊班捜査二係・主任・警部補)
前島景子 …… 阿南敦子 (特殊班捜査二係・巡査部長)
柴井健一 …… 永江祐貴 (特殊班捜査一係・巡査部長)

田辺春子 …… 堀内敬子 (利憲の母)
門倉岩雄 …… 不破万作 (美咲の父)
門倉峰子 …… 松本じゅん (美咲の母)
タク …… やべきょうすけ (クラブ店主)
岡村和紀 …… 深水元基 (立て籠もり犯)
西脇吾郎 …… 矢島健一 (刑事部長)
坂上悦子 …… 岸本加世子 (女子寮おばちゃん)
麻井憲介 …… 伊武雅刀 (特殊班捜査二係係長・警部)


太田信之 …… 石丸謙二郎 (警備部部長)
小野茂夫 …… 光石研 (SAT、第一小隊小隊長)
遠山 …… 野間口徹 (殺人犯捜査第十係主任)
沼口 …… 飯田基祐 (殺人犯捜査第三係)
佐々木 …… 宮川一朗太 (殺人犯捜査第三係)

徳秀樹、橋本智哉、土屋裕一、児島功一、増田修一、榎亮太朗
磯野正一、難波和宏、松浦慎一郎、日出野清、中津川朋広
飯塚俊太郎、海斗、小林大介、谷大輔、永戸武士、成瀬智彦
林亮介、小谷津央典、出先拓也


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